ビジター | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ

郊外の広い一軒家で暮らす小説家のジョナサンと妻のアディー。ふたりは幼い息子を事故で亡くしたばかりで、悲しみから立ち直れずにいた。そんなある夜、彼らの家に突然若い女性が助けを求めにやってきた。レイチェルと名乗るその女は、ガスマスクを付けた謎の男たちに追われていたのだ。ふたりは彼女を一晩匿うことになるが、謎の男たちが家に迫りくる!レイチェルが連れ去られ、ついには男たちの魔の手がふたりを脅かす。その一方で、あるはずの銃がなくなったり、車が急に動かなくなったりと不可解な現象が起こる…。果たして、ふたりは生き延びることが出来るのか!?そして男たちは何者なのか―?(メーカーサイトより)

 

■ネタバレ

*息子を亡くした小説家のジョナサンと妻アディー。血を流し倒れる2人の姿。

*ある日深夜に訪問者があり、「ガスマスク姿の男達に襲われた」と助けを求められる。訪問者の名前はレイチェル。彼女は初対面にも拘らずジョナサン達の事情に詳しい様子。アディーは彼女の話が本当なのかと訝るが、実際にガスマスクの男達が来襲しレイチェルが連れ去られる。

*ジョナサンはアディーを家に残し、離れにある作業場へ銃を取りに行く。しかし、保管していた金庫の中から銃が消えている。暗証番号を知っているのは自分とアディーだけなのに。

*どうにかガレージに移動し車で脱出を図るが、エンジンが掛からない。そこへガスマスク姿の人物が現れる。背後から殴打しマスクを外すと、それはレイチェルだった。ガスマスク越しに見てみると、自分の手やレイチェルの姿が淡く光って見える。単なるガスマスクではなく特殊な物のようだ。

*家から離れると、ある建物に人影が見える。隙を見て侵入すると、隠しカメラを仕掛けられていたらしく自分達の家が監視されていた事が分かる。困惑している最中にアディーが連れ去られてしまう。

*壊れかけのライフルを手に追い掛けると、辿り着いたのは息子を亡くした湖のほとり。真実を受け容れたアディーは涙を流している。

*アディーが気付いた時にはベビーモニターから息子の姿が消えていた。ジョナサンが目を離した隙に、湖で溺死したのだ。2人は互いを赦し合うが、アディーはあの時にはそれが出来なかった。アディーは息子を亡くして、金庫の中の銃で自殺したのだ。ジョナサンを撃った後で。だからもう、金庫の中には銃がない。

*彼らは死の自覚なく霊体となり、生前通りに暮らしていたのだった。レイチェルは霊体を見て、対話する事が出来る。仲間達にはその能力はなく、特殊なマスクを着けて活動している。今回は、幽霊屋敷との噂がある物件を扱う不動産業者からの依頼を受けたのだった。

 

■雑感・メモ等

*映画『ビジター』

*動画配信サービスにて鑑賞

*侵入系+既に死んでた系サスペンス

*DVDのジャケットには「すべてが覆る衝撃のラスト3分」と書かれていて、とても気になる(でもこう言うの大概は面白くない…)とレンタルを躊躇したままになってた1本だった。

*そしてあらすじには「ふたりは生き延びることが出来るのか!?」て書いてあるけど、もう死んでる。

*特別に面白い1本があると言う訳ではないけれど、チームで幽霊と対峙する設定は好き。『死霊館』とか『インシディアス』とか。この作品も、レイチェルのみ能力者で他はギミック頼みなチームと言うのは楽しい。だけど「絶え間なく恐怖を与え、死の状態に近付ける(そして死を受け容れさせる)」的な説明にはちょっと無理を感じてしまう。あとジョナサンは兎も角、アディーが死を受け容れられずにいたと言うのも不可解な…息子だけは死を受け容れてたのかな。