■あらすじ
ケータリング会社で働いているポールとジュリアは郊外の屋敷で行われるパーティーの仕事を受ける。パーティー当日、準備に取り掛かっている最中、ポールは蜂よりも一回り大きな昆虫が屋敷の周りで飛び回っているのを発見するも、準備に忙しく大したこととは考えなかった。しかしパーティーが始まると、土の中からポールが見た大きな蜂が出現し、人を襲いはじめる。謎の蜂はただ人を襲うだけではなく、寄生した人体の中で内臓を喰うことでさらに巨大化し、やがては人体をぶち破り外に出てくる。パーティー参加者のほとんどが殺される中、屋敷の主人、市長と地下室へ逃げ込んだ二人は、謎の人喰い巨大蜂の正体を知ることになる。二人は人喰い巨大蜂の襲来から生き延びることができるのか―(メーカーサイトより)
■ネタバレ
*父からケータリング業を継いだジュリア。部下であるポールはジュリアに好意を寄せている。
*ある日、父の代からの顧客の依頼で、郊外の屋敷でのパーティを任される。それは一家の亡き父を偲ぶものだった。
*パーティの最中に大きな蜂が庭の地中から溢れ出て、人々が次々に襲われる。更に刺された人の身体を突き破って、人間サイズの巨大蜂が出現する。
*どうにか屋敷の地下室に逃げ込んだのは、ポールとジュリア・一家の一人息子シドニー・招待客の市長のみだった。
*蜂が突然変異した原因はシドニーにあった。市販の肥料に父の会社の成長ホルモンを混ぜて、改造したのだと言う。憤るジュリア。
*騒動の最中に車のカギを紛失していたポールは、単身庭へ戻る。一家の飼い犬も蜂に刺されており、小型犬サイズの蜂と闘う事になるポール。どうにか撃退し鍵も回収、再び地下室へ。
*庭で蜂に刺されていた事を隠していたシドニーの体内から、蜂の頭部が覗く。刺されている途中で潰したせいなのか身体を完全に突き破られる事はないようだが、正気ではない様子だ。ポールと市長がシドニーを倒して3人で脱出を試みるが、市長は途中で巨大蜂に喰い殺される。
*生きていたシドニーと彼の母(から生まれた巨大蜂)に捕獲されたポールを助け出すジュリア。ガス管を壊し、パーティ用の固形燃料を使って屋敷を吹き飛ばす。集まってきていた巨大蜂も一網打尽になり、屋敷を脱出する。
*しかし、燃え盛りながらも追って来る巨大蜂がいた。ポールはジュリアに「車を降りろ」と言うが、彼女は拒否。2人は手を握り合い、わざと木に衝突して燃える巨大蜂を叩き潰す。
*警察車両や救急車が到着、安堵して抱き合う2人。しかしそれも束の間、牛を刺して誕生した更に巨大な蜂が、彼らの前に現れるのだった。
■雑感・メモ等
*映画『スタング 人喰い巨大蜂の襲来』
*動画配信サービスにて鑑賞
*巨大生物系ホラーアクションコメディ
*もっと雑な感じなのかなと思ってたけど、意外と真面目に作ってある印象。
*最初は眼鏡姿の可愛い感じで登場したジュリアだったけど、実は経営者だし、最後には燃えている巨大蜂を素手で殴る。
*序盤で「この料理はスコッチに合わない」とか言っていて口煩いキャラなのかな?と思ったけど、市長は終始良い人だった。市長を演じるのはランス・ヘンリクセン。
*蜂が好きな映画はBee級作品 byポール