40年分のタクシーに1ヵ月で乗って思ったこと | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

前回のブログで報告した転落事故から、ちょうど28日目(4週間後)の2024年10月25日に、仕事復帰しました



まだ頭の傷も、切開して金属を埋め込んだ右手首の傷も完全に塞がっておらず、めまいも収まっていませんが、とりあえずまた仕事ができることの喜びを感じています



自分の不注意が原因の事故により多くの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます




仕事復帰は果たしたものの、右手の機能は事故前の20パーセント程までしか回復しておらず、従ってクルマの運転もまだできない



当然治療やリハビリのための病院通いは自家用車は使えず、電車やバスも不便な場所にあるので、大部分をタクシーに頼りました



その回数は約1ヶ月の間に20回



もともとタクシーを使うことがほとんどなかった僕にとっては、今までの人生で乗った全ての乗車回数を上回る頻度でタクシーのお世話になりました



まずありがたいと思ったのが、スマホにアプリを入れて支払い方法を紐付けしておくと、全てがアプリで完結してしまうことの便利さです



タクシーアプリを使い慣れている人にとっては今更な話だと思いますが、昔のイメージだと、


①タクシー会社に電話して今いる場所と行先を伝え、係の人が〇〇分くらいで行きますと手配してくれる


②運転手さんに行先を告げ、その土地に不慣れな人だと自分から道案内をしないと辿り着かない


③支払いは現金で、運転手さんがお札も小銭も入った大きめのバッグからジャラジャラお釣りを出す


みたいな感じでした




今は、スマホのGPSをオンにしていれば、アプリで「タクシーを呼ぶ」ボタンをタップするだけで数秒から数十秒で「あと〇分で到着します」とヒットしたタクシーの位置がリアルタイムでアプリ上に表示されてわかりやすい



乗り込んだ後も、タクシーのナビに目的地が自動登録されているので不慣れな運転手さんでも道に迷うことはない



目的地に着いたら降りるだけで決済が自動的に完了。あとは任意でアンケートに回答するだけ



20回分のタクシー運賃の出費はもちろん痛いけれど、背に腹は変えられないし怪我をして不自由な身体の自分にはとても有難かったです




アプリで来てくれるのは近隣の様々なタクシー会社の車両で、一番多かったのがトヨタのタクシー専用車両コンフォート


そして次に多かったのが日産の同じくタクシー専用車両クルー


一見するとほとんど同じようなクルマに見えますが、後席の乗り心地はクルーの方が断然上でした


複数の上記車両に乗って同じように感じたので確信が持てるのですが、コンフォートは、車名とは裏腹にゴツゴツした突き上げが大きく、後席の乗り心地は決して良いとは思えなかったです

一方のクルーは、凹凸の激しい傷んだ舗装路でも不快感はなく、「これなら高速乗って遠距離でもOKかも」と途中で思ったほど快適でした



また、2度だけタクシー用に販売された旧型(3代前)のプリウスに乗る機会がありましたが、クルーやコンフォートに比べると当然ですが後席のフットスペースは狭く、乗り心地もコンフォートに似たり寄ったりで、あまり良い印象は残りませんでした


都市部でよく見るJPN TAXI(ジャパンタクシー)は僕の地域では走っておらず、今回乗れなかったのは残念です





また、運転免許を取得して以来、これほど長い期間運転していないのも人生初の経験です


現在愛車はディーラーさんが1ヶ月ぶりに職場から自宅の方へ移送してくれて僕が運転可能になるのを待ち侘びてくれていると思います


治療とリハビリをがんばって、1日も早く運転したいです