2024.9.17(月)
3ヵ月前にブログに記した肉親が、病院で息を引き取りました
くも膜下出血で倒れてから、一度も意識を取り戻さないままでした
前夜に病院から、「今夜あたりがヤマかもしれません」という連絡を受け急ぎ病院に駆けつけて、最期を看取ることができたのがせめてもの救いかもしれません
肉親(義母です)の死という、僕も家族も経験したことのない出来事を前に、右往左往をくり返し、わからないことを人に聞いたりネットで調べたり役所に何度も足を運んだりして、あっという間に日付が進みました
一番大変だったのが、義母が独り暮らしをしていたアパートの荷物整理と退去でした
入院中から大家さんに、「不在が長くなるなら退去してほしい」と何度も言われていて、もちろん入院中も家賃はきちんと払っていたのですが、9月末までの退去を申し渡されました
僕も連れ合いも忌引で休める期間は2・3日しかなく、ただでさえ人手不足で忙しいのに、休みを取って、迷惑をかけるわけにもいかない
週末ごとに通って遺品整理をしましたが、荷物とゴミの多さに絶望しました
家具など大きなものは自分たちではどうしようもないので、業者に頼んで処分してもらいました
多忙な日々を過ごす中で印象深いエピソードがあります
最近、結婚して家を離れていた姪(僕の家族の妹の娘)におばあちゃんの死を伝えたところ号泣したそうですが、それを話していた僕の家族とその妹は、「忙しすぎて涙も出ない、落ち着いたら泣けてくるのかなぁ」って
僕も同じ気持ちなんですが、アパートで荷物整理をしていた時、雑誌や新聞を束ねる時に使うビニール紐の中途半端に使いかけの玉が何個も出てきました
その玉の表面に、お義母さんのたどたどしい字で、
「こちらから先に使ってください」
「これは使わないでくださいお願いします」
と何個にもマジックで書かれているのを見て、僕は何故か泣けてきました
後から家族に聞いた話ですが、家事補助に来ていたヘルパーさんが、お構いなしに新しいビニール紐の玉を開けて使うのでお義母さんが書いていたそうです
苦労の多い人生だったと思います
どうか安らかにお休みください(合掌)
僕はと言えば、感傷に浸る間もなく仕事に追われ、9月25、26日とも帰宅したのは午後10時過ぎ
来月比較的大きな、僕が事務局の責任者を務める年に一度のイベントを控えており、26日夜にはイベントの実行委員会も開かれ、さまざまな意見や要望も出されました
途中なんですが、長くなりそうなので続きは後ほど(*^^*)