いろんな意味で重症かも・・ | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

いろいろあって、数年前から精神科にかかり、現在も薬を飲み続けています。



服薬は一日一回で、就寝一時間前。



薬の種類です。

・トラゾドン塩酸塩錠(50mg+25mg)各1錠

効能:気持ちを落ち着かせる、意欲を向上させる

・プロチゾラム錠(25mg)2錠

   眠りに入りやすくなる、気持ちを落ち着かせる

・ロラゼパム錠(0.5mg)1錠

   不安や緊張をやわらげる

・レクサプロ錠(10mg)1錠

   気持ちを落ち着かせる、意欲を向上させる


他に、どうしても眠れない時のために、頓服薬が処方されています。

・ゾルピデム酒石酸塩錠(5mg)1錠

   眠りに入りやすくなる



頓服薬は、4週間につき7回分しか処方されていないので、どうしても必要となった時のためになるべく使わないようにしたいのです。



でも、仕事が始まる前日の日曜日の夜は、考えまいとしても仕事のことをあれこれ考えてしまったり、悩み事が頭を離れなかったりすることが多いので、ほぼ毎週他の薬と同じタイミングで飲んで、無理やり眠っている感じです。



服薬は一日一回ですが、薬の種類や数が多いので、一回分(日曜日の夜だと全部で7錠)を小さなケースに入れて飲んでいます。





この前の日曜日(7/18)も、22:30頃に薬を飲み、23:30にベッドに入りました。



眠りに入るまでの間、色々なことが頭をよぎります。



先週は、期せずして全く別の2件の隣人トラブルの対応にあたることになりました。



1件はゴミ出し、もう1件は駐車場トラブルで、どちらもよくあるケースなんですが、お互いに自分の主張を譲ろうとされず、今のところ解決の見通しが全くついていません。



うち1件は、すでに弁護士さんにも相談するなど、対応を誤れば裁判沙汰にもなりかねないくらい深刻な対立です。



間に立っている僕(個人ではなく組織としてですが)には、双方から「早く解決を!」と迫られるけど、どちらかの譲歩がなければ折り合いのつけようがないほど泥沼化しています。



コロナ禍が長期化して、皆気持ちがささくれがちな今だからこそ、「お互いさま」の気持ちが大事だよなって思います。




話が逸れました。



そんなことをぐるぐる考えながらベッドに横になり薬が効いてくるのを待つのですが、その日に限っていっこうに眠れません。



眠れないとき、時計はあえて見ないようにしているのですが、トイレに立ったとき目に入った時刻は午前2時。



医師から、睡眠の頓服薬は遅くとも午前3時までに飲んでください、そうしないと翌朝影響が残りますから、と言われていたのを思い出し、さっき飲んだけど効かないのだから背に腹は代えられないと、もう一錠飲むことにしました。



リビングの、薬を置いている場所に行くと、そこには何とケースに入ったままの一回分の薬が!



つまり、寝る前に飲んだと思い込んでいたいつもの薬を全く飲まずにベッドに入っていたわけです。




僕は、いろんな意味でショックを受けました。



薬を飲んで安心したと思っていても、やっぱり眠れないということは、自分の体が薬に依存しないと眠れない体質になっているのでは、と怖くなったのです。



通院している精神科の医師の説明は丁寧で、薬についても「少しでも早く薬を飲まなくても眠れるようになりたい」という僕の希望を聞いて、依存性の低い薬を選んでくれていました。



僕も、毎月(4週ごと)に受診のために仕事を休まなくてはいけないし、医療費の負担も大きいので、早くこの状態から脱したいと常に思っています。



服薬も、週末(金土)は量を減らしてみるなどしているのですが、なかなかうまくいかずさらに凹んでしまうという悪循環が続いています。





話は変わりますが、僕がこのような状態になってしまう前、以前仕事でご一緒したことがある同年輩の男性と街なかでばったり会ったことがありました。



仕事が一緒だった頃は、体格も声も大きく堂々としてあったのですが、3年振りくらいに会った彼は別人のように痩せて顔色も悪く、思わず「どうされたんですか?」と聞いてしまいました。



すると彼は

「実はメンタルやられちゃって、今も病院に行くところなんです」と張りのない声で答えてくれました。



当時の僕は、彼のあまりの変わりように驚いたのですがその一方で「メンタルをやられる」というのが今ひとつピンとこなかったことを覚えています。



しかし、自分がこのように通院や服薬なしでは仕事や生活に支障をきたすようになってしまった今、メンタルをやられる、ということがどういうことなのか、身に沁みて解る感じがします。



ゲームで例えるなら、健康な人ならHPやMPが削られても時間経過とともに徐々に回復していく機能が働くのに、メンタルをやられてしまうと、回復機能がうまく働かず、削られたまま、もしくは放置しておくと逆にさらに少しずつ減っていってしまう状態のようになる感じです。



まさか僕自身がそういう状態になってしまうなんて、かつては想像もできませんでした。



もう何年も引きずっている悩みもあって、ここに向かってがんばろってぜんぜん思えない日々が続いています。




昨日は、駅の駐輪場に停めた自転車の鍵を掛け忘れて帰って来てしまったことに気づき、車で鍵を取りに行きました。



何のために自転車通勤してるのか・・



その数日前には、楽天銀行に入金する必要があって、キャッシュカードを必死で探しましたが見つかりません。



楽天銀行はもう何年も使っていなくて、最後に何で使ったのかも思い出せず、カードを失くしてしまったと思い込み、他行からの振り込みを考えていた時、ようやくあることに気がつきました。



楽天銀行はイーバンク銀行から名称変更しており、僕が持っていたのはイーバンク銀行のキャッシュカードだったのです。



入金はイーバンク銀行のカードで無事終わりました。やれやれ。



最近は一事が万事こんな感じで、テレビを見ていても芸能人の名前がすぐに出てこなかったり、家の中でメガネやスマホやリモコンを探し回ったり、上記のように飲んでいない薬を飲んだと思い込んでしまっていたりします。



これが、加齢による認知機能の低下なのか、服用している薬の影響なのか、はたまた他に原因があるのか自分でもわかりません。



世間では子どもたちの夏休みが始まり、今日から暦の上では4連休だそうです。


僕にとっては、どこにも出かけず、誰とも喋らない、いつもと変わりない週末(×2)になるんだろうなと思います。



その一方で、隣人トラブルの対応などで神経をすり減らす日々の中でも、もうとうに分別がついていないといけないはずの僕のことを呆れながらも諌めてくれたり、良いところを認めようと真摯に向き合ってくださったり、離れていても気にかけてくださる方が少しでもいてくれると思えることが、書くことがない灰色の日記の重たいページをめくる力になっています。



そんな人たちや、毎日心配なく食事を調達できることや、コロナ禍の中でも変わらずに輝いてくれる月や星々や、はっとするほど美しい夕焼けに感謝と尊敬の気持ちを持って、日々を過ごしたいと思います。



そしていつかは、灰色の日々に色彩が戻って来ることを願って。



(タイトル:『希望』)


【2021.7.23追記】

今日は、太陽が沈んでしばらくすると、反対の北東側まで茜色に染まるほど綺麗な夕焼けが見られました。大切な人に届きますように。