春の訪れを感じるのはどんな時?
人によって、その答えはさまざまだろう。
とあるアンケート調査では、
第1位 梅や菜の花、桜などの開花
第2位 気温の上昇
第3位 卒業式や入学式
・・・と続くらしい。
僕にとって、毎年春の訪れを肌で感じる、お決まりの瞬間がいくつかあります。
ひとつは、外を歩いているとき。
冬の間、お日さまが出ていたらできるだけ日なたを歩く。
しかし昨日は、ぽかぽかと暖かく、上着を着て歩いているとじんわり背中が汗ばむほど。
信号で立ち止まったとき、無意識に日陰を探していました。
冬の間ずっと日なたを探して歩いていたのに、この経験を初めてしたとき、「あー、春が来たな」って感じます。
もうひとつは、車に乗っていて、いつの間にかエアコンが暖房から冷房に切り換わっていたとき。
エアコンの設定は冬の間、21.0℃前後にしている。外気温がそれより低くても、陽が射して車内が暖まると、車を動かしたとき自動的に冷房になる。
もちろんそれは晴天の日中だけで、夜になればまた暖房が入るのだけれど、エアコンから冷風が吹き出してくるとやっぱり、「春だなあ」と感じます。今年はその経験を、おとといしました。
最後にもうひとつ。
お風呂のシャワーの設定温度。
夏と冬では、設定温度は同じでも蛇口から出るお湯の温度が違うので、季節によって調節をしている。
昨日シャワーを浴びたとき、ちょっと熱いなと思ったので、設定温度を1℃下げました。俳句の季語「水温む(みずぬるむ)」を地でいっています。風情はないけど。
「春が来た!」と感じたのも束の間、今日の北部九州は一転して冷たい雨が降り続く。これも春の天気。ひと雨ごとに、少しずつ暖かくなる。
今年の桜の開花予想は、例年より少し早まりそうとのこと。
去年は桜の写真を撮りに行って思わぬ大ケガ(「凹(救急搬送)」
参照)をしてしまったけれど、ちょうど1年経って今では傷跡もほとんど目立たなくなっている。
今年はどんな写真が撮れるだろう。仕事の休日と、桜の満開がどうか重なりますように。
追記
この記事を書いた翌日(2016年3月19日)、福岡で桜の開花が発表されました。
全国で名古屋とともに最も早く、平年より4日早いそうです。
満開までおよそ一週間。来週の週末が楽しみです!どうか良いお天気に恵まれますように。