車にまつわるお金の話 | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
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今日は、車にまつわるお金の話。


これまで蜜柑号を含め18台もの車を乗り継いできた僕は、周囲から見れば間違いなく、単なる「車好き」を超えて「道楽」や「フリーク」の領域に足を突っ込んでいるだろう。それは僕も否定しない。


実際、「どんだけ車にお金かけてるの?」「お金が余ってていいよねー(余ってないですけど)」「車もいいけど早く子どもつくりなさいよ」など、ありがたい「お言葉」をいただくことも多い。価値観の違いだと思うから、あまり気にしないけど。


先日はついに、全く初対面の人(かなり年下)から、18台の車を乗り継いでいることを、「浮気性なんですね」と一刀両断されてしまったし。(これはさすがに今でも凹んでいます・・・)


そんなわけで、自分は今までにいったいどのくらいのお金を車に注(つ)ぎ込んできたんだろう、と調べてみることにしました。


こんな時、几帳面に記録をつけていると重宝する。記念すべき愛車1台目の8年落ちの日産ローレル(C31)から現在の蜜柑号に至るまで、愛車の履歴はできるだけ詳細に記録を残しているし、家計簿もつけているから計算するのはさほど困難ではない。


ただ、ひと口に車に関する経費といっても、車両代、保険料、ガソリン代、車検や点検・修理費用、タイヤやオイルなどの消耗品など、非常に多岐にわたるので、ここでは車両購入費に限って検証してみます。


18台の車の購入価格(下取車があれば差引後)の合計は、1,860万円でした。1台あたりの平均価格は103万円。18台のうち、新車で購入したのはR34スカイラインの2台しかなく、あとは全部中古車なのでこの数字には納得。


また仮に、現在の蜜柑号のローン返済が終わるまで乗り続けるとすると、1年あたりの車両費はおよそ52万円ナリ。


うーん、とりあえず数字は出たけど、これが高いのか低いのかよくわからない。


そこで、比較としてコミコミ300万円の新車を買って、7年毎(3回目の車検時)に同額の新車に買い替える、というシミュレーションをやってみる。


買い替え時(7年落ち)の下取額を50万円とすると、2回目以降の実質負担額は250万円。そして、自分のケースと同じ年数を積算してみると、購入台数は6台で、下取額を差し引いた実質負担額の合計は1,550万円となりました。


この場合の1年あたりの車両費は、約43万円。1年あたり9万円の差は、大きいのか小さいのか。


トータルでは300万円以上の差が出るわけなので、なにか別のことに使えたよ(旅行とか、いい服とか、おいしいものとか)といえばそのとおりだけど、月々+7,500円の負担(9万円/12ヶ月)で自分が好きな車に乗れて思う存分運転を楽しめていると考えれば、まあ、こんなもんかなと思う。


もちろん、7年といわず10年、20年と1台の車を大切に乗り続ける方を軽視しているわけではありません。あくまでも机上の試算ということでご勘弁を。


今日は、車両購入費に限って書きましたが、ガソリン代とか、維持管理費や高速代などなど、車にまつわるすべての経費を算出して、「エンゲル係数(食費の割合)」ならぬ、「カーライフ係数」を出してみるのも面白いかも。


ネットで調べたら、一般的な世帯のエンゲル係数はだいたい20%前後だそうですが、うちの場合は確実に「カーライフ係数」のほうが上回りそうです。