愛車遍歴(その18)BMW_M3(4) | M3遣いのブログ

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M3(E92) Coupe Competition


納車からおよそ1,500kmを一緒に走って、ようやく「蜜柑号」の操作にも慣れてきました。ぼちぼち、所有してみてのドライビングレポートを書いていこうと思います。


とりあえず、蜜柑号の基本スペック。僕のブログの、記念すべき最初の1本からトレースしてみます。ブログを始めてまだ1年と少しなのに、すごく懐かしい感じがする。


BMW E92 M3 Competition(2011)Fire Orange RHD 6MT
Max power 420ps/8300rpm・Max torque 40.8kgm/3900rpm
純正F245/35-19(9.0J)・R265/35-19(10.0J)MICHELIN Pilot Sport PS2


念のため、これまでの愛車の中でのBMW車歴をおさらい。
① E90 320i 2007(セダン)150PS・RHD・6AT
② E92 320i 2008(クーペ)156PS・RHD・6AT
③ E46 M3 2002(クーペ)343PS・LHD・6MT
④ E92 M3 2011(クーペ)420PS・RHD・6MT


先代E46_M3と比較すると、「速く」て、「快適」になったのは間違いない。ただし、その進化が、「駆け抜ける歓び」の増幅と必ずしも比例するとは限らないところが、評価やコメントの難しいところ。


このドライビングレポートを書きながら、自分自身でその理由を考えていきたいと思います。


まずは、運転感覚そのものが、先日試乗した最新のM4(F82)に極めて近い。V8(E92)と直6ツインターボ(F82)という違いはあるが、ステアやボディを通してクルマが伝えてくる情報や感覚、アクセルを踏んだ時のレスポンスなどが、両車とも極めて酷似している。


BMWのモデルサイクル(世代交代)はだいたい6~7年。そして、少なくとも3シリーズは、2世代置きに劇的な進化を遂げている。つまり、E46は先代のE36をベースに、より熟成させたモデルであったのに対し、次のE92はエンジンを含め基本設計を一新し、全く新世代のクルマとして世に送り出された。


このメソッドが今回も踏襲されているのであれば、現行F82は、E92の熟成進化版となり、自分が両車を実際に運転して肌で感じた感触の相似も頷ける。


ここでちょっとおさらい。


先日、最新のM4(F82)の試乗記(3回シリーズ)で、結論としてM4のことを「重く感じる」と書きました。


蜜柑号に乗った時のM4との相似は、まさに「なんだか重いなー」という感覚の再現に他ならない。ただし、体で感じる「重さ」のレベルは、M4が10としたら、2割引の8くらいなので、全く同じ感覚ともいえない。


また、人間というのは不思議なもので、アクセルペダルがほんのちょっと重くなっただけでも、クルマ自体が重く感じられてしまうので、E46よりほんの気持ち重いと感じるアクセルペダルの影響もあるかもしれない。


まだまだ続きそうなので、今日はこの辺で。次回は、Mモデルと3シリーズの違い・M3にオプションで装着される秘密(?)のボタンについて書いてみたいと思います。