じつは、バスケットボール、大好きだったりします。
中学校に入って部活を選ぶ時、部活紹介や見学を経て決めたのがバスケ部。白いバッシューとハイソックスがカッコ良かったのと、何より、背が高くなりたかった。なんせ、中学校入学時の身長は、137cm。クラスの男子で、前から2番目でした。
練習は、めっちゃきつかった。校庭のランニングに始まって、筋トレ、球拾い、最初の頃はボールに触れるだけで嬉しかった。3年生の先輩は、たった二つしか違わないのに、背が高くて、カッコ良くて、当然だけどバスケ上手くて、厳しいけど優しくて、常に憧れの存在。
バッシューは、懐かしのオニツカタイガー。おおざっぱに分けて、松・竹・梅みたいなグレードがあって、一年坊主は「梅」しか履くことを許されない不文律があった。秋の新人戦前頃に、やっと「竹」のカッコいいバッシューに変えた時は、嬉しかったなぁ。
練習のあまりの厳しさについていけず、残念ながら2年進級時に部活は辞めてしまったけど、おかげで1年生の間に身長は13cm伸びて150cmに。それでもまだ、前から2番目は変わらず。
NBAをテレビで観るのも大好きだった。ひいきの選手は、ユタ・ジャズ（Utah Jazz）の、ジョン・ストックトン（John Stockton）。NBAではむしろ少数派の、白人のPG（ポイントガード）。どちらかといえば小柄な体ながら、針のように正確なパスとここ一番で決める3ポイントシュートに魅了された。今思えば、自分のプレイスタイルの理想と重ねていたんだろうな～。
TVゲームでも、PSの時代からバスケのゲームに熱中。NBA Liveシリーズは、毎年必ず揃えていたっけ。XboxやPS3の時代になって、画面の選手の皮膚から汗が流れ落ちるのを見て、ゲームの進化を実感したりもした。操作するのはもちろんストックトン。3ポイントの能力をMAXまで上げて、ほぼ百発百中のショットで連勝を重ねてた。
今は、リアルでもゲームでも、すっかりご無沙汰。たまにゲームの体験版をDLしてやってみるけど、ここ5年くらい、バスケゲームのグラフィックやシステムはほとんど進化していないような気がする。次世代のPS4やXbox Oneになれば、違うのかしら。（たぶん買わないけど）