撮影会をした日の夜は興奮してなかなか寝付けませんでした。
カメラマンのホーリーさんも同じだった。(笑)
二人して翌朝早くからラインのやり取りして笑えました。
この感覚のままレポとしてお届けしたいので、4月28日シニアの日の大人日和撮影会、レポ2も書いていきますね。
※ここでご紹介する写真はわたしがオフショットとして撮影会の様子を収めたものです。
カメラマンが撮った写真ではありませんので、そこだけ追記しておきますね。
(カメラマンの写真はもっと素敵です!)
今回参加してくれた5組の方々は、それぞれに違った想いと、違った背景を持って参加くださいました。
終わってみたら、偶然にも音楽をやってる方が3組もいらっしゃって、ギターを持っての撮影というのが2組いらっしゃいました。
同じ楽器を持ってはいるけど、目的とその人の個性があるから選ぶ服も変わります。
そしてもちろん写真も変わります。
ウクレレからギター奏者になったNちゃん。
「SNS用に新しいアイコン用に、ギターやギターを弾いているような雰囲気が伝わるような写真が撮りたい。」
とご参加くださいました。
ギターのハートがかわいかったのでそれも活かしつつ、動きが出るようなスタイリングと、
背景に馴染むようなロケーションで撮影が進んでいきました。
もうお一人のギター奏者のUさん。
実はUさんは他の方の撮影の様子を見て、当日飛び入りでご参加くださったんです。
他の方のヒアリングを聞いていて、「CDジャケットみたいな写真が欲しい」と。
何枚か服を持ってきてくださったので、その中から「これ一択です!」と言えるくらいピッタリなワンピースを選ばせていただきました。
選んだ理由は、ギターの色と合うし、ロケーションにハマるから。
「裸足になってください」までリクエストしちゃうくらい、イメージが膨らみました。
こんな風に、楽器一つをとっても楽器の雰囲気が違う。色が違う。写真を撮って使いたい先が違う。
となると、ポージングや表情、撮影ポイントも変わってくるんです。
こんな風に考えると“撮るということ”に変わりはないけど、写真って同じじゃないんですよね。
この日、ご家族との撮影は体験されていて、“一人で撮影なんてどうかな”って思われていたN子さん。
でも撮影が始まり、声をかけながら表情を引き出していくうちに、「こんなに楽しいなら来てよかった」と、
目を輝かせて話してくれました。
当日、衣装を2着持って来てくださっていて、その中からこちらを選ばせていただきました。
カーディガンもお持ちいただいてましたが使わず、アクセサリーでポイントを作りました。
この雰囲気に、このお花が似合いそうだったので、会場に運んで撮影の小道具として使わせていただきました。
こんな風に即興で、みんなで一緒に作り上げる感じも、楽しい撮影会になったポイントでした。
「プロのカメラマンに撮ってもらえるって、魔法にかけられたみたい」と、笑顔いっぱいで始終撮影を楽しんでくださっていたKさん。わたしはKさんと出会って6年ほどになりますが、こんなに変化してそれを現在進行形でなおも楽しんでいるのはKさんが一番なのではと思うほどです。
自分の嫌だったところや苦手だったところを見ないわけじゃなく、受け止めて、楽しみに変えているところは本当に素敵。
ここを通ってるだけできっとブレない。
「家に帰ると、魔法はちょっととけるんだけど、写真を見返すと、ふんわり思い出せる。楽しい気持ちがよみがえるんです~」
と終わってもうれしそうに報告してくださるので、わたしたちも、あとからも何度もあたたかくよみがえる時間になりました。
最後は、時間のない中でも、お母様と一緒に「母の日のプレゼントに」と撮影に来てくださったYさん。
一緒に撮影している姿を見るだけで、こちらまでなにかジーンとくるような感じがありました。
お母様の笑顔、お母様を見る娘さんの笑顔、本当に愛おしそうでした。
この撮影会で印象に残ったのは、
参加者の方々が“撮ってもらう”ことに、最初はどこか遠慮やためらいを感じていたけど、
終わるころには、「モデルになったみたいで楽しかった」と笑ってくれていたことでした。
スタイリストとカメラマンがかける声や選んだ服、撮影場所の雰囲気が全ていい掛け算になって、
全部がいい相乗効果になっていました。
そうした小さな要素の積み重ねが、「いつもの自分」とは少し違う“わたし”を引き出してくれていたのだと思います。
その感覚をきっとみなさんも感じ取ってくださっていたんでしょうね。
今回の「大人日和撮影会」は、428(シニアの日)にあわせて開催した初めての試みでしたが、
もし、これが毎年の恒例行事のように根づいて、
「今年もあの時間を味わいたい」と誰かが思ってくれたら嬉しいなと思いました。
そんなふうに、静かに続いていく場になればいいなと新しい願いもできました。
写真は、一度撮れば終わりではありません。
年を重ねても、いまの自分に合った一枚が、またきっとあるんです。
そのときの空気、そのときの気持ち、そのときの“わたし”を残せる写真は、
年齢を重ねたからこそ楽しいものなのかもしれないですよね。
イベントを終えて、みなさんの笑顔を見てたらふとこんなことを思いました。
次の春、また誰かが「行ってみようかな」と思ってくれることを、心から楽しみにしています。
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