節分の思い出 | 舌がんと向き合う日々

舌がんと向き合う日々

2016年4月に舌がんに気づき、6月に手術をしましたが11月に早くも再発。
放射線治療と抗がん剤で一時落ち着きましたが、2019年2月再々発。
そんな舌がんと向き合う日々の記録です。
✳私の発病経過は2016年11/8に、ブログ総集編を2023年9/29に、年表は2022年11/5に掲載中。

節分というと、私自身は楽しい思い出がありません。

「長男なんだから豆まきしておけ」と節分の朝、父に命じられ、高校3年生まで家中の豆まきをさせられたからです。
当時、千葉の田舎に住んでいた我が家は部屋が9つ!もあったのです。
これがいやでしょうがなかった。


節分の今日の新聞を読んでいて、「節分の豆  0~3歳  食べないで」という記事を見て、娘の小さい頃の節分を思い出しました。

★娘が1歳で、初めて通った無認可の託児所では娘は最年少で、初めての節分の日のこと。
おにいさん、おねえさんたちが豆まきをする中で、娘は同い年の男の子と二人で、はいつくばって必死に豆を拾っているではないですか。
豆まきしてる中で「豆拾い!」

先生が懸命に「豆拾い」をしてる二人に「⚫⚫ちゃーん、お豆食べちゃだめよー」って声かけをしてました。

後でビデオで見せていただき、大笑いしました。
その豆拾いをしてる後ろ姿が、何ともいとおしいのですよ。


★続いて認可保育園に入ってからのエピソードです。
年中さんくらいまでは、節分は、娘にとっても試練だったようです。

鬼が怖いのです。

保育園で作る鬼のお面ですから、怖いと言ってもたかが知れてるのですが、お友だちと一緒にべそをかいてる写真が残っています。

その後、年長さんの時だったか、1年生だったか忘れましたが、子供たちが作った鬼のお面が展示されたことがあるのですが、娘の作った鬼のお面はというと、青くて、いかにも人の良さそうな顔をしたお面で、タイトルが、

「やさしいおに」

・・・・。(-_-)

やさしいおになのかー。

やさしいおにがいいんですね。

娘の気持ちが痛いほど伝わってくるネーミングでした。