秋会期2回目、まずは本島へ。
混雑してたし、船が小さいし、乗れるかどうか不安だったけど、する~~~っと乗船!
そして、とよちゃんは爆睡。ww
高見島上陸!!
本島と同じく、私は3回目、まぁちゃんは2回目、とよちゃんは初めて。
船を降りてすぐに迎えてくれた1つめの作品。
『Merry Gates』内田晴之
高見港に設置した、高さ約3 m、横幅7mの屋外彫刻作品。
あちらとこちらをつなぐ境界として、磁力を内蔵した三角の土台に乗ったパーツは、風とともに上下に揺れて来訪者を迎える。
「いつもの見慣れた景色から一歩門をくぐれば“違う場所”、幸運な方向に人々が向かうための一歩になるように」という作家の願いがこめられている。
ここで、ちょっと通り雨にあったけど、なんとかすぐに止んで、島散策スタート!
イベント?お祭り?の日だったようで、地元の子供たちがシャボン玉で遊んでた。
ほっこり。
高見島は、男木島と同じ感じで、坂道が多くで、島!って感じがする。
この坂を上って行きます!
今回の高見島での作品は、広範囲に同じシリーズの作品が散らばってるので、たくさん見れるけど、地図を見ても、同じタイトル同じ作家なので、すでに観た作品なのか、まだなのか、島の入り組んだ坂道も相まって、迷子になること数回。ww
その中の一つがこちら。
『≪高見島アートトレイル≫ 家具φ in 高見島』BankART1929 + PH スタジオ
今回は「PHスタジオ」が1984年より継続して制作し、BankARTでも椅子プロジェクトとして展開されてきた《家具φ》シリーズを高見島で展開。
使われた家具はすべてがオリジナルであるという考えに基づき、その使われ方や壊れ方をも活かして、高見島や多度津で集めた不要な椅子を用いたベンチ型の作品として展開する。
坂の多い高見島で、作品鑑賞の合間にひと息つき、風景を楽しむ場を提供。
制作にはPHスタジオに加え、多度津高校建築学科の生徒も特別参加する。
本当に至ることころに椅子があるのだけど、作品の一部か、島の人が普通においてた椅子なのか謎だったりした。ww
旧高見小学校・中学校、現高見島研修センター内にも作品?
『エイリアンフード 島の外来種』EAT&ART TARO
食をテーマに活動する現代美術作家、EAT&ART TARO。
島の食材を使うということは、小さな島の食料を食べ尽くすようで「暴力的」ではないか?
そんな問題意識から、島の外来種をカレーの食材として提供。
食事場所の一つになる図書室では外来生物の図鑑や、島で調査した外来種の一覧表も展示。
外来種約28種類を使った「エイリアンカレー」を提供。
外来種も来島者もエイリアン。
カレーには、なじみは深いが日本の原産でないオクラやナスなどがトッピングされている。
島で採れた北アメリカ原産のキク科の植物セイタカアワダチソウのソースをかけて完成。
お茶とカレーのセットで1500円。
私たちはカレーは食べずで観覧だけ。
果たして、校庭に並ぶこの椅子たちは作品なのか?ww
今回の高見島では、宝探しのように作品を探したのだけど、一番楽しかったのがこちら。
『≪ 高見島アートトレイル≫星屑の子どもたち』淺井裕介
屋根瓦の隅、木の枝の付け根、民家の門など島の様々な場所にひっそりと佇む小さな陶芸作品たち。
タイトルとなる「星屑のこども」は作家が2019年より続けている手のひらサイズの小さな陶芸作品群であり、様々な土地を巡り土を使ってきた作家の「生まれては消えていく生命への眼差し」「人間と自然の異なる時間の尺度」などの思いが込められている。
作品の近くにプラカードが立ち、ヒントが書かれてるけど、それがなかなか難しいものもある。
ので、めっちゃ探す!ww
そして、発見すると、マジでうれしい。ww
坂道の傾斜を利用した椅子たち。
このアイデアはナイス!
『≪ 高見島アートトレイル≫Stepping stones of memory』谷本真理
陶器に描かれているのは、さまざまなモチーフや風景。
いずれも島や中塚邸にあったものから着想を得ていますが、一見すると無関係に思えるものも多い。
作家は「思い起こされることの連鎖」を描き留める。
何かを感じたとき、別の何かが思い起こされる。
まるで飛び石を跳ぶように、ひとつのきっかけから個人的で脈絡のない記憶やイメージが次々に浮かんでは離れ、やがてまた別のものと結び付いていく。
このベンチも「家具φ in 高見島」のひとつ。
『≪高見島アートトレイル≫ The days when you said you were okay and the scene about the boat』泉桐子
和紙に墨と顔料、一種類の面相筆を使って絵画を制作。
今回は島の港で見た「サンパン舟」が出航する瞬間の写真と、リサーチ時に案内人がつぶやいた「サンパンは雨の日も嵐の日も、どんな時でも海に出た」という言葉から、かつては幾重にも繰り返されたであろう、小舟とそれを見送った・見送られた人々の光景と感情をイメージし、大きな画面に描いた。
鴨居ささってる!ww
この場所は庭からの景色が絶景!
前に来た時はここにカフェがあった。
で、壁の上の動物たちがおそらく干支。
いつもあるものが作品の一部のようにも見える。瀬戸芸の不思議。ww
2階にも作品。
『≪高見島アートトレイル≫子音と海』橋本雅也
屋根裏の暗がりに、木と土からなる作品群を展示。
高見島には「両墓制」の墓地があり、肉体を埋葬する墓と、人々が詣る(もうでる)ための墓とが分かれる。
かつて、その墓地のすぐ脇に産屋があったと聞いた作家は、「死者」と「赤ちゃん」という両極が隣接していたことに、形を持つ以前の存在が深く海の底でつながっているようなイメージを抱いた。
今回の作品では、「死/生」や「天/地」を二分する境界がなく、名付けられる以前の存在が、明滅をくりかえし生成する「場」を想像し、形にすることを試みた。
窓から差し込む光と与えられた影が、「かたち」を浮かび上がらせていく。
そして、こちらの作品は撮影NGだった。
『≪ 高見島アートトレイル≫ おりおりる』保良雄
高見島でかつて行われていた「なもで踊り神下ろし式」は、12人の踊り手が円をなして舞い、中央の木に神を迎える儀礼だった。
山頂には龍神が祀られ、点在する井戸からは水への祈りと生活の記憶が汲み取れる。
12の電球が円を描いて明滅し、太鼓の律動が空間に反響する。
中央には神の依代とされていたせんだんの木が、AIとの共作によりガラスで再構成され、その上方からは、井戸の水が静かに落ち続ける。
すべての動きは機械により制御され、かつてこの場所で交わされていた出来事と、いまここに差し込む静けさとをゆるやかに重ねながら、機械のなかに宿された律動として響き続ける。
「井戸」が作品の主役で、どうしても井戸とかの有名な映画を連想させてしまい、「出てきそうやな」と皆ささやいてた。ww
『≪ 高見島アートトレイル≫Left things,letters』谷本真理
コンセプトはStepping stones of memoryと同じ。
飛び石を跳ぶように、ひとつのきっかけから別のものと結び付いていく。
この作品も、石垣の中にある作品のかけらたちを見つけるのが楽しかった!
さ!これも作品?と思ったら葉っぱだったり、ただの小石だったり。笑
星屑の子ども、また発見!!
『≪ 高見島アートトレイル≫土ヲ喰ム』淺井裕介
突如廃屋に現れる土色の獣、みる角度によって見え方の異なる立体作品の性質を活かして微笑んでいるようにも怒っているようにも見える。
これまで土地の土を使い壁画などの滞在制作を数多く行ってきた作家が島の土を使いつつ巨大な立体作品に挑んでいる。
この背景にあるい家の屋根から突き抜けてる手の形の星屑の子ども、めっちゃ室内探して見つけられずに外に出たらいた~~~!
思わず記念撮影。
こちらも、暗闇の作品。
『まなうらの景色2022』 村田のぞみ
時に荒々しく時に静寂に包まれる島の海の対象性をテーマにしたインスタレーション。
無数につなぎ合わされた細いステンレス線が、かつて古民家が見た景色や島の未来を想像させる。
『過日の同居』藤野裕美子
高見島で廃村となった板持地区への取材・リサーチを繰り返しながら、2019 年から継続的に制作している作品。
作家は制作当初より島と向きあい続けており、2022年から3年経った今、新たな視点・感覚と世の中でとめどなく起こる変化を落とし込んだ制作を行う。
ずっと同じじゃなく、少しずつ変わりゆく作品を長く展示するのってすごい。
島と一緒にアートを育てるみたいな感じ。
島の路地や坂道、階段をどんどん進む。
この階段、作るの大変やったろうな~、とか言いながら。
おそらく、公共工事ではなく、島の人たちが作ったと思われる階段は、幅も高さもまちまちで歩くのが難しい個所もあるけど、それがまた楽しい。
またいた、可愛い子たち!
『《はなのこえ・こころのいろ2025/除虫菊の家》』小枝繁昭
高見島で出会った花々をテーマに、写真、襖絵、陶製オブジェとしてカラフルに表現。
「見ること」と「感じること」を行き来しながら制作する作家が、写真とペインティングを組み合わせた独自の制作手法によって、花を見る瞬間の眼差しについて問いかける。
この作品は初回から見てるけど、こちらも、少しずつ展示内容が変わってる。
そして同じ会場の2階には初めて観る作品。
『≪~ melting dream ~/高見島パフェ 名もなき女性(ひと)達にささぐ...≫』西山美なコ
甘い夢か、抗いがたい現実か。砂糖で制作した約350点のバラの彫刻が、廃屋で見つけたグラスなどにパフェのように盛られ、時間とともに溶けて朽ちていく。
島の女性にも焦点を当てた作品。
蝋だと思ってたけど、砂糖だったのか。
蟻来ない?
しっかり形が残ってるものもあった。
もう一つ、暗闇で展開されてた作品があった。
『≪高見島アートトレイル≫われらをめぐる海』 BankART1929+PHスタジオ
暗闇に何が写ってるのか定かじゃなく、真拓動かなかったり動いたり。
で、あれ?これって外の景色じゃない?と気づいて、とよちゃんに外に出てもらうと、やっぱり!
ピンホールカメラの原理にて、外の景色がそのまま室内に反転して映ってた。
これは、気づかない人多いかも。
頑張って全部回りたかったけど、迷子になる回数が多すぎて、2つくらいは回れず・・・。
それでも、島探検x宝探しみたいな感覚で、ほかの島とは違った楽しさが体験できた。
ただ、やっぱり、同じ作品の複数個所展開は番号とか降ってほしかったかな。ww
さて、船の時間もあるし、港に戻って最後の島へ渡ります!
































