2026年2月20日(金曜日)~3月1日(日曜日)⇒3月3日(火曜日)
ノルウェー&オランダ旅
3月1日(日曜日)@10日目
アムステルダム国立美術館でフェルメール作品と向き合う。
この日1日だけで、フェルメール作品6枚を鑑賞。
本当は7枚の予定だったけどなぁ~。。。
オランダと言えば!のレンブラントの作品も多く所蔵されてるので。
栄誉の間に展示されてた作品から順に観て行く。
『ユダヤの花嫁』
『布地商組合の見本調査官たち』
見本帳に照らし合わせて、ペルシャ風の布地を鑑定している場面。
マウリッツハイス美術館の『テュルプ博士の解剖学講義』と同じく集団肖像画なので、全員こっち見てる。ww
この時代は、記念撮影の代わりに肖像画を描いてもらうことが、貴族以外にも普及していたんだろうな。
『旗手』
旗手は、勇気と軍団の象徴の旗を命を懸けて守る役割を担った。
帽子と短剣は16世紀のもので、17世紀には使用されていなかったもの、だそうで、これまた、肖像画のために衣装を着たということなんでしょう。
そして、これもレンブラントの自画像らしい。
2022年、オランダ政府の補助金や寄付を募って、アムステルダム美術館がフランスのロスチャイルド家から1億7500万ユーロ(約250億円)で買い戻したもの。
レンブラント作品では最高額での取引らしい。(他の作品は取引すらされないから、かもだけど)
すんごい金額だな、と思ったけど、ググってみたら、上には上がいる。
歴代高額取引絵画ランキング・トップ10
1.ダ・ヴィンチ≪サルヴァトール・ムンディ≫約4億5000万ドル(オークション)2017
2.デ・クーニング≪インターチェンジ≫約3億ドル(個人間取引)2015
3.セザンヌ≪カード遊びをする人々≫約2億5000万ドル(個人間取引)2011
4.ゴーギャン≪いつ結婚するの?≫約2億1000万ドル(個人間取引)2014
5.ポロック≪ナンバー17A≫約2億ドル(個人間取引)2015
6.ウォーホル≪ショット・オレンジ・マリリン≫約2億ドル(個人間取引)2017
7.レンブラント≪旗手≫約1億9800万ドル(個人間取引)2022
8.ウォーホル≪ショット・セージブルー・マリリン≫1億9500万ドル(オークション)2022
9.ロスコ≪No.6≫約1億8600万ドル(個人間取引)2014
10.クリムト≪水蛇Ⅱ≫約1億8400万ドル(個人間取引)2013
そして、栄誉の間の一番奥に人だかり。
ここには、あの作品が鎮座してる。
どど~~~~ん!!!
『夜警』
『夜警」の正式名称は「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ライテンブルフ中尉の市民隊」。長っ!!
描かれているのはアムステルダム市の市民自警団で、特定の二人の指揮官を中心にした群像画として依頼された。
後世に「夜警」と呼ばれるようになったのは、絵の表面を覆っていたニスが経年によって黒ずみ、全体が暗く見えたため。
本来は昼間の行進を描いた作品であったにもかかわらず、闇夜を背景にした場面と誤解された。これが俗称「夜警」の由来となった。
近代になって修復が行われると、厚く変色したニスが取り除かれ、もともと鮮やかな色彩や光の表現が蘇り、暗い夜の場面ではなく、日中の光に包まれた行進の様子が改めて確認され、作品本来の姿が明らかになった。
でも、今後も「夜警」と呼ばれることでしょう。
黄金の光を浴びる紅一点の女性は市民自警団の人物ではなく、空想上の女神、またはレンブラントの妻サスキア。
絵を依頼されたのは18人の肖像画だが、レンブラントが勝手に足して30人にした。
これは29歳で亡くなった、妻サスキアの幻の30歳の誕生日を祝うパレードの絵だからと言われる。(やりたい放題やな)
17世紀のオランダは経済的にも文化的にも繁栄の絶頂にあった。
市民自警団は、当時の都市の自治や市民の誇りを体現していて、市民社会の力を示す象徴として、この作品は「オランダ黄金時代」を代表する絵画と位置づけられています。
『若き日の自画像』
この作品は、栄誉の間ではない展示室(2.8)に」あった上に、小さいし、特別扱いされてないので、1回素通りして戻った。ww
22歳頃のレンブラントが描いた初期の自画像とされてるけれど、弟子の作品という意見もある。
油彩で40点、エッチングで31点、素描で数十点もの自画像を制作したらしく、この作品は初期の頃のもの。
背後から光が当たっている、いわゆる逆光で描かれた作品。
顔は暗くはなっているけど、めっちゃ目が合う。
マウリッツハイスの方がレンブラント作品が多く並んでたけど、「旗手」をはじめとして、金額規模は国立美術館の方がすさましいんでしょう。
以下、所蔵作品としてホームページにあるけど、実際には観れてない作品たち。
見逃したのか、展示されてなかったのかは分からない。
↓
『聖パウロに扮した自画像』
『新約聖書』の著者の1人である聖パウロに扮したレンブラント。
コスプレ好きなのかも。ww
キリスト教徒を迫害するユダヤ教徒から、回心して布教者となったパウロをレンブラントは好み、21歳の頃から何度も描いているそうです。
『マールテン・ソールマンとオープイェ・コピットの肖像』
こちらも、高額をかけて購入された作品。
2枚1組で約1億8000万ドル。
しかも、フランスのルーブル美術館との共同購入、だそうな。
5年ごとに2つの美術館を行ったり来たりしている。
レンブラントは個人的にそこまで好きな画家ではないけれど、オランダでは愛されてる、ってことは、特別扱いとお金のかけ方で重々分かった。(笑)
さぁ、他の作家の作品もどんどん観て行かないと日が暮れる~~~!!










