2024年4月25日(木曜日)~2024年5月11日(土曜日)
アメリカ家族とのペルー旅&12回目のアメリカ里帰り
4月30日(火曜日)@6日目
日本からようやくここまで来た!
ガイドのフリオとは遺跡のゲート前に9:50に待ち合わせだったのだけど、どうやら、私たちの前にも別のグループを案内していたらしく、合流出来たのは10:10くらいだった。
でも、別のガイドの人が説明に来てくれて、少しだけ待ってて~と言われたので、まちぼうけではなかった。
遺跡の中にはトイレはないので、ゲート前にあるトイレに行くことに。
入るのに2ソレス。
他にも荷物の保管や雨具や水の購入もできる。
コインを用意してたけど、何故か請求されなかった。

この後、前日、移動する前の駅で出会ったイタリア人グループと再会。
彼らは夜明け近くに来て、ワイナピチュにも登り、うちらと入れ替わりで山を下りるところだった。
「楽しんで~~~」って言われて笑顔で別れ、わんこと遊んでると、ガイドのフリオ登場。
サーキット 1: 上部テラスでマチュピチュのパノラマ写真を撮影できるけど、下の遺跡には入らない。
サーキット2: ミドルテラスにアクセスして、定番の写真を撮り、下にある遺跡も訪れる。
サーキット3: 主要なインカの建造物がある下側のサーキット。上段テラスや中段テラスにはアクセスできない。
チケットに記載されたお値段は155.39ソレス(約6500円)。
ツアー料金に含まれてます。
マチュ・ピチュ(Machu Picchu)は、15世紀のインカ帝国の遺跡で、アンデス山脈に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根(標高2,430m)にある。
アンデス文明は文字を持たないため、マチュ・ピチュの遺跡が何のために作られたのか、首都クスコとの関係・役割分担などの理由はまだ明確には分かっていない。
多くの言語で「Machu Picchu」と呼ばれるこの遺跡名は、「老いた峰(Old Peak)」を意味するケチュア語「machu pikchu」を地名化したものの転写である。
山裾からは遺跡の存在は確認できないことから、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと雅称される。
一方、遺跡の背後に見える尖った山はワイナ・ピチュ(Huayna Picchu、若い峰)で、標高2720m。
山頂には神官の住居跡とみられる遺跡があり、山腹にはマチュ・ピチュの太陽の神殿に対する月の神殿が存在する。
この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。
遺跡の面積は約13km2で、石の建物の総数は約200戸が数えられる。
2015年の第39回世界遺産委員会終了時点でペルー国内に12件あるユネスコの世界遺産のうちでは、クスコとともに最初(1983年)に登録された。
(Wikipediaより)
入ってすぐは少し混雑してたので、人込みを避ける感じで、まずは植物の紹介をたくさんしてくれた。
マチュピチュは、熱帯山岳樹林帯の中央にあり、雨も多く、植物は多様性に富んでる。
この時期は、花もたくさん咲いてた。
蚊が多いっていう事前情報を聞いてたけど、全然いなかった。
あ、マチュピチュに行く前に調べた事前情報は他にも色々と間違ってたものあり。
・マチュピチュへの入場は人数制限あり(1日 /675名で、1時間あたり 75名。)➡多分、もっといると思う。
・遺跡内滞在時間は2時間以内➡誰かが見張ってるわけじゃないので、2時間以上滞在可能。私たちも2時間半くらいいた。
・公認ガイドの同行が義務付けられてる➡ガイドなしでも入れる。但し、経験豊富なガイドの説明がある方が絶対良い。
・遺跡内へは大きな荷物は持ち込めない➡そもそも、マチュピチュ村への電車に大きな荷物が持ち込めなかった。
・ペットボトル持ち込み禁止➡全然OK。ガイドもペットボトルで水飲んでた。ww
・杖持ち込み禁止➡おそらく登山用のはNG。でも、杖を突いた年配の方を何人か見かけたので、絶対NGではない。
・自撮り棒持ち込み禁止➡荷物検査は特にないけど、使おうとしてらダメって言われてた。
・食事禁止➡スナック食べてる人いたけど、何も言われてなかったな・・・。でも、多分NGのはず。
あと、行ってからガイドに教えてもらったNG項目
・ジャンプ禁止(土地は柔らかくて沈むからww)
・遺跡へのお触り禁止
・通路での座り込み禁止
色々と制約があるけれど、遺跡を安全に保つためのものだし、特に難しいものもないので、しっかりとルールを守って楽しみます。
まずは遺跡上部のテラスに向かう。
コルカと呼ばれる貯蔵庫の横を通って、マチュピチュ山の方へ。
この辺りの石垣も、芝生も綺麗に整備されてて歩きやすい。
途中、写真付きで色んな説明をしてもらった。
マチュピチュ遺跡は、上から見るとコンドルみたいに見えるんだって!
建造する段階から様々な計算をされてて、インカの技術力の高さには、圧倒されっぱなし!
最初の方は上に向かうので、階段が多くてちょっとツライ。
クスコほどじゃないけど、標高が高いので、心臓バクバク。
休憩を入れながら登って行くと、段々畑「アンデネス(Andenes )」が綺麗に整備されたエリアへ出る。
当時、マチュピチュには700人の住民がいて、ジャガイモ、トウモロコシ、コカの葉などがここで生産された。
アンデナスは山崩れを防ぐ目的もあったそうです。
奥に見えるのが、マチュピチュ山。
マチュピチュ山にも登れるけど、ワイナピチュと同じで、予約して別料金が必要。
この時も、登ってる人が見えた。
マチュピチュ山以外にも、周りの山々が壮大で、遺跡なしでもかなりの絶景!
この山の中にずっとインカトレイルが続いてて、歩いて遺跡まで来る人もいるのだとか。
若かったらちょびっとは興味が持てたかもしれんけども、人気のワイナピチュですら登りたい!とは思わなかったな。ww
石垣にところどころ出てるでっぱりは階段なのだそう。
遺跡上部には低い石垣が間をおいて並んでたのだけど、これも元は来客用の住居の跡だとか。
壁ももっと中区、屋根もあったと言われているそうです。
奥に見えるのが「見張り小屋」。



ワイナピチュを背に、テレビや紙面でよく見たこの光景!
本当に、あのまんまの姿でそこに存在していた。
作り話じゃなかった!!
500年以上前から存在していたとは思えないほど美しいその姿は、遺跡を大切にし、その保存に力を入れている賜物でもあるんだろうな~~。
関係するすべての人に感謝!
この辺りからの写真の枚数がエグイ。ww
最初はテンション高くて撮りまくってたんやけど、ここじゃなくて、もっと近づけるので、そっちのが迫力が凄い。
上部テラスから少し下って行きます。
崩れた遺跡の欠片の大きいこと!
マチュピチュのある地域は雨が多いので、地盤沈下が進んできているらしい。
なので、今の姿を未来永劫見られるわけではない、とのこと。
遺跡の内部では、地面が沈んで石垣が歪んでいる箇所もいくつかあった。
更に遺跡に近づくと、この迫力!
天気も良くて、本当に最高!!
上部には撮影スポットが多数。
このエリアではたくさんの人が記念撮影に興じてた。
こんなカップルも・・・。
ひと払いをして動画撮影。
なんやねん、めちゃくちゃお洒落やな!
彼らの撮影のあと、私たちも角っこでの撮影に挑戦。
うん、普通!笑
ペットボトル持ち込み禁止やと思ってたので、日本から持参したグランドキャニオン水筒!
(勿論、グランドキャニオンにて購入)
世界遺産同士のコラボしてみた。
さらに下に向かいま~す。
この辺りも、ずーーーーっと絶景が続く。
ずっと笑ってたし、ずっとはしゃいでたし、ずっと叫んでた気がする。ww
通路での座り込み禁止って言われてたけど、一瞬だけなら、ってことで、念願のショットを撮影。
このためにトレッキングシューズ買ったからね!
映える~~~!
ここからは遺跡内の全貌も良く見える。
通路なのであまりゆっくり撮影できんかったけど、ここからの眺望が一番好きかも。
ほんまに凄い!
凄い綺麗な上に、凄い迫力。
ただただ、圧倒される、その存在感に、やられっぱなしだった。
上からの景色は、「これが見たかった!」と何度も何度も思わせてくれた。
長い道のりを経て、来て良かった!
さてさて、いよいよ遺跡内部に入りますよ~~~!