ペルー旅&アメリカ里帰り⑫ 4日目④ アルマス広場から始まるシティツアー! | EMs' Blog

EMs' Blog

日々の戯言
since 2013

2024年4月25日(木曜日)~2024年5月11日(土曜日)

アメリカ家族とのペルー旅&12回目のアメリカ里帰り

 

4月28日(日曜日)@4日目

ホテルに置いて行かれて始まったシティツアー。ww

 

 

ホテルのピックアップ時間が変更になった(?)ことの連絡がうまくいかず、一旦ツアーに置いて行かれたものの、別の車にて迎えに来ていただき、降ろされた場所。

『アルマス広場』(リマの広場と同じ名前です)

この広場はクスコの中心地。

広場を囲む建築物はスペイン式で、道路は石畳。

まるでヨーロッパの街並みに迷い込んだかのような感覚を味わえます。

また、アルマス広場の周辺には、地元の料理を楽しむことができるレストランが並び、広場からはクスコの街並みを一望することができます☆

「クスコ」は、インカ人が使用していたケチュア語で「へそ」を意味するとおり、インカ帝国の首都であり、文化の中心地だった高地の町。

つまり、このアルマス広場はペルーの中心地のさらに中心!

ちなみに、このレインボーの旗は、LGBTサポートのものではなく、クスコの市旗です。ww

 

 

この広場でひときわ目立つのが『クスコ大聖堂』

チケットを手渡され、中で始まっているツアーに合流するように言われる。

聖堂内は撮影禁止にて写真はないけれど、世界遺産です。

というか、クスコの街全体が世界遺産!

 

リマでもそうだったけど、ペルーに来てからスペインにより植民地化とインカ文明の滅亡の話を何度となく聞くことに。

スペインはペルーを征服すると、まずアルマス広場とカテドラルを建築し、そこから植民地化を進めた。

リマもクスコも同じ。

クスコ大聖堂も、インカ時代に信仰されていたビラコチャ神の神殿跡に100年以上の大工事で建てられたもの。

ファサードとその2つのバロック様式のドームを支配するゴシックルネッサンススタイル。

 

英語とスペイン語で2回説明をしているガイドツアーに合流し、この大聖堂で一番印象に残ったのが、これ。

『最後の晩餐』クスコバージョンにて、お皿の上にはクイ!ポーン

 

クイは、食用モルモットでペルーでは多くのレストランで取り扱われている食材。

昔は重要なたんぱく源だったのだと思うけど、他のお肉が何でも手に入る現代では、観光客用な気がしないでもない。

こんなにラブリーな見た目だけれど。

閲覧注意なグロイ姿焼きにされてしまう。。。

ちなみに、味は鶏肉のような感じらしい。

哺乳類は大体食べれるので、別に食べてもいいけれど、美味しそうに見えないし、他に美味しいものがメニューにあればわざわざこれを食べようとは思わんよな。。。

同じ理由で、ペルーではよく食べられているアルパカも食べず。

 

こんなクイを最後の晩餐にならべちゃったクスコのキリストさま一同に苦笑いだった。ww

食卓には他にもトウモロコシやジャガイモ、パパイヤといったペルー在来の野菜や果物が並んでました。

 

 

クスコ大聖堂の後は、次のスポットまで歩いて移動したのだけれど、この道がまた素晴らしくて!

まず、石組みで出来た壁と石畳の道が美しい。

道には排水路があって、インカ時代からのもの、と言ってたと思う。。。

 

細い路地も絵になる美しさ。

 

この周辺は同じような石壁と石畳の路地があるのだけど、この通りの1本隣には一番有名な石があります。(私たちはそこ道にはいかなかったのだけど)

 

ケチュア語で『大いなる石』という意味の通りにある中で最も有名なのが、「12角の石」。(写真はネットから拝借)

これらの石積みは、1350年頃にクスコ王国を支配していた皇帝インカ・ロカの宮殿のものだったとのことです。

「刀の刃も通さない」と言われるインカの石組みの象徴ですね。

それにしても、美しい~~~。

幾度の地震の中でもインカの石組みで造られた建造物は崩れなかったのだとか。

このあたりの通りは、もっと自由に時間かけて歩きたかったな。

 

 

次のスポットは『サント・ドミンゴ教会』

インカ時代の「太陽の神殿(コリカンチャ)」を土台にして、その上に建てられた教会で、スペイン人による略奪の影響で、現在残っているのは石組みの遺跡のみ。

 

正面入り口には、観光客目当ての行商の人で溢れてたのだけど、中でもこの人たちは際立ってた。

カラフルな民族衣装は勿論やけど、何と言っても、アルパカの赤ちゃん~~~!!

最初、人形かと思ったくらいに大人しい。

抱っこして写真撮れるよ~~てんで、Coraが写真撮って~~~!って。

はぁ~~~~~、可愛すぎるやろ。

触らしてもらったけど、ふわふわやった。

犯罪レベルの可愛さや。

ちなみに撮影料は決まってなくて、「余ってるコインで良いよ」とのこと。

また別の場所でもこういうのあるだろうと思ってたけど、赤ちゃんアルパカに出会えたのはここだけだった。

 

サント・ドミンゴ教会も中庭以外は撮影禁止。

中庭を囲むようにアーチのある回廊が配置されてる。

インカ帝国の神殿は金銀で飾られてたものの、スペイン人は略奪しては溶かして金の延べ棒に変えてスペインに送ってしまったので、インカ時代の工芸品はほとんど残ってない。

更にインカの建造物を破壊してスペイン風の教会などに建て替えていった。

けれども、インカの石組みが余りに強固だったので、破壊を諦めてしい建物の土台として利用したのが、ここ。

 

ここの神殿内部の石組みはインカで最も優れていると言われるもので、剃刀の刃どころか、紙も入らないところもあるほど!

中庭を囲むように「太陽・月・星・雷・虹」の神殿が配置され、隣り合う3つの部屋にある飾り窓が全く同じ形、高さで造られてたり、インカ人の技術力の高さが分かる場所です。

 

一通りのガイドの案内が終わったあと、しばらく自由行動。

トイレに行くと、なかなかナイスなサインだった。ww

ちゃんと水洗トイレだった。

 

庭も綺麗に整備されてて、午前中に散策で折り返した広場はちょうどこの前にあった。

芝生には、コンドル、プーマ、蛇が描かれてる。

この3種はインカの世界観で天、大地、地下を表す動物で、工芸品にも多く登場する。

 

複数種の花が栽培されてて、ちょうど見頃で咲き乱れてて綺麗だった~~~。

見たことのない花ばかり。

 

 

さて、ツアーは次のスポットへ移動。

アルパカの赤ちゃんたちの可愛さにメロメロにて、CBが撮影しようか?って話してたけど、ガイドが先を急ぐので、また置いて行かれたら困るってんで、また次にしようか、ってことに。(でも、撮影しておけば良かった・・・)

 

奥に見える山の斜面には、向かって左側に「VIVA EL PERU」の文字が描かれてました。

 

クスコはインカの歴史がぎゅって詰まった街で、至る所に見どころが溢れてる。

街全体が世界遺産って、こういうことか~~。

街歩きが楽しくて仕方ない!!

 

ツアーはまだまだ続きまっす!