生活に必要なものだけの知識が備えられ

かかわりの無いものを排除してしまう

人もそう
物もそう


公園で寝転ぶ
猫の寝息は
私に必要

電車の隣にいる
学生の会話は
私に不必要

おはようという相手は
必要

おやすみという相手も
必要


こんなに孤独に弱いとは
思わなかった

おかしくなったのは

忙しさのせいじゃない

孤独を知らなかったから

孤独の自分を理解した

理解したから

あなたを一層

求めてしまう

いつも下を向いていたから
一人だった

一人の世界は
孤独だけど
とても楽だった

ふと上を見上げた
そこには

青い空が広がっていて

きみが笑っているのが見えた

一人の世界が広がるのを感じた

私も一緒に笑いたいと思った

そしてそれが恋だった