もしもウソクが弟だったら * キム・ウソク ショートストーリー | ゆないろデイズ ❤️ 韓流ときめきスマイル探し

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自分好みの韓国ドラマ&韓流スターに沼るのが至福♡

こんな弟いたらめっちゃ可愛がるわ~♡

 

 

 

はろはろ~!菜月です。

(❁´ ︶ `❁)✲゚

今回はキム・ウソクくんのインスタから、わたしが “いいな♡” と思うフォトを選び、彼が俳優として演じたら...という設定で書いてます。

 

 

スクロールするか否かはご自分の判断で!


 

 

今日は弟のウソクと二人で食事に来た。

 

 

 

 

彼が高校を卒業してからあまり話さなくなったけど、たまにこうして私を食事に誘ってくれるウソク。

 

 

 

 

「ウソク、大学で彼女できた?」

私の問いかけに、ほのめかすように口角を上げるウソク。

 

 

「えっ!?できたの!?」

正直ゲーマーな弟に彼女ができたとは半ば信じがたかった(ヒドイ姉だな 笑)

 

 

「いないよー。俺そういうの興味ないもん。あいつらとつるんでる方が楽しい」

 

 

 

 

そう言ってちょっと眠たそうな顔を見せるウソク。

どうやら夜中までゲームをやりすぎてすっかりオネムのようだ。

 

 

 

 

高校生の時、学校ではかなりモテていたようで、女子学生が何度か家に訪ねて来たことがあった。

女友達もそれなりにいたみたいだけど、あんまり恋愛ごとには興味ない...というか疎いウソクだった。

 

 

 

 

学校帰りのウソクと帰りが一緒になって、二人で家路を歩いていたら、ウソクがポロっとこぼしたことが。

 

 

『付き合うなら姉ちゃんみたいな人がいい』

 

 

冗談かと思ったけど、あの後親友くんからウソクの理想の女性が私だって聞かされて、嬉しいやら、なんとやらだった。

 

 

 

 

ある日、高校生だったウソクの帰りがあまりにも遅いので、携帯にメッセージを送ったらこんな写真が送られてきた。

 

 

『姉ちゃん遅くなってごめん。今こいつらと一緒にいる。今日は泊ってくから母さんたちには心配しないでって伝えて』

 

 

そういやこの前卒業パーティーだかするって言ってたっけ。

 

 

 

 

なんて思い出してたら、

『お姉さーん! 今日はウソク借りてまーす!』

って親友くんからメッセージが。

 

 

はいはい。

お好きにどうぞ(笑)

 

 

ウソクはつくづくいい友達に恵まれたな、と写真を見て微笑ましく思ったっけ。

 

 

 

 

そろそろ帰ろうか、なんて話をし始めたらウソクの名を呼ぶ声が。

声がする方を見ると、数人の若い男の子が手を挙げ笑顔で近づいて来た。

 

 

「ウソク、もしかしてお姉さん?」

彼らは丁寧に私にお辞儀をしながら訊ねた。

「おう。そうだよ」

 

 

私はウソクの友達たちと初めましてと挨拶を交わす。

同じテーブル席になだれ込むようにして座り始める彼ら。

私は圧倒され思わず席を譲るとウソクの隣に移動した。

ウソクは楽しそうに会話を始める。

 

 

「ウソク、私先に帰るね。ゆっくりしてていいから」

しばらくして時計を見た私はそう言って立ち上がると、ウソクに腕を掴まれた。

「遅いし一人じゃ危ないから一緒に帰るよ。だからごめん、もうちょっとだけいい?」

私を見上げそう言うと、腕を引かれ座席に連れ戻された。

 

 

明日は仕事休みだし、まぁいっか...

 

 

私はウソクの隣で静かに彼らのやり取りを聞きながら、ウソクが頼んでくれた飲み物を口にする。

 

 

 

 

そこへ友人の一人が私を気遣ってか話を振ってきた。

全員の視線が一気に私に注がれる。

戸惑う私。

なんて答えたら...

 

 

返答に困っているとウソクが話題をするりと変えてくれた。

何事も無かったかのように笑顔で話すウソクの横顔を見る私。

 

 

私が大勢の前で話すのが人一倍苦手なことを知っているウソクは、時々こうしてさり気なく庇ってくれる。

ウソクが隣にいる安心感で満たされた私は、リラックスしてその場の空気を楽しむのだった。

 

 

上記画像全て 出典:キム・ウソク Instagram

 

 

fin.

 

 

 

 

日常は, ほんのり癒しとちょっぴりスパイスがあればいい。以上, “もそろぐ” でした~♡

 

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