(※画像は TBSチャンネル1 公式サイトより)
後からゆっくり観ようと録り溜めしておいたBTSのLIVEやバラエティー番組。
録り始めてからずっとLIVEステージばかりを消化していたけど、ここに来て
ようやく....ようやく! 「Run BTS!」 にこぎつけましたー!
2019年の秋から洋画にハマリ、CSでたくさんの洋画を、これでもかと観まくってきましたが、いつしかその熱も どこへ?!ってくらいにすっかり冷め。
年が明けた頃から しぜ~んと 韓流ドラマに移り始めたんですよね~。
韓流ドラマを観るのは実に数年ぶり!
たぶんきっかけは、途中から見た 「力の強い女 ト・ボンスン」 だった気がする。
BTSとの運命的な出会い!
CSは決まったチャンネルしか合わせたことがなく、韓流ドラマをきっかけに今まで見たことが無かったチャンネルに目を通すようになりました
そしてある日。TBSチャンネルでBTSと運命的な出会いを起こすに至ったわけです。
それ考えるとほんと、TBSチャンネルに
ありがとう!!! と言いたい!
BTSが気になり始めたきっかけは、2月の後半頃、TBSチャンネルで偶然目にした 「Run BTS!」 でした。
途中から見た “バリスタ編” と、後半の “陶芸編” 。
出演者が妙に気になって、放送中すぐさま番組表で調べると、グループ名がBTSだと判明!!
デビュー時からグループ名(当時は防弾少年団)は知ってたものの、全く彼らに興味が無かった私は、当然メンバーの顔を知ることもありませんでした。
それが “バリスタ編” で “おぼっちゃまヘア+メガネ姿” が印象的なテテくんを見た瞬間から目が離せなくなり、とうとう最後まで見てしまったんですよね。
ちっとも笑わないし、クールなメガネ姿にピアスで、初見はビジュアル系バンドみたいだなーという印象でした
画像左列、手前から奥に向かって
警察官(ジョングク)、MG銀行の頭取(ジン)、生花店の店長(シュガ)
画像右列、手前から奥に向かって
スーパーの店長(J-HOPE)、宅配員(ジミン)、車の整備士(RM)、菓子店のパティシエ(V)
けれど メガネ男子愛好家(笑) な私としては、どうしてもその洗練されたビジュアルが頭から離れず、後に “バンタン村を守れ編” も見ることに!
町の住民になりきって職種別に衣装を着た彼らを見て、さらに興味が湧いちゃったんですよね。
制服・スーツ・メガネ好きにはたまらん衣装なのだ
見てるうち、いつの間にか
「警察官の恰好をしてるのはジョングクで~~パティシエがVで~~銀行員がジンで~~」 と、必死に顔を覚えようとしている自分がいました。
その時どうしても生花店のシュガくんとスーパーの店長・ホビくんの顔の違いがわからず、かなり苦戦したんですよね
整備士のナムくんはすぐわかったのに、宅配員の恰好をしたメンバー(ジミンちゃん)が
誰だか全くわからん! 状態
ジミンちゃんを覚えるのにとてつもなく苦労した覚えがあります。
彼らの魅力とは?
「Run BTS!」 で、彼らのバラエティ的な楽しい部分を見れば見るほど惹かれていく自分がいて、我を忘れて笑い転げてました
見てると自然と笑顔になれちゃう。
それがBTSの “魅力” でした。
もちろん後から録画して観たLIVEのカッコよさ、曲が好みであったことも要因だとは思うんですけど、それだけじゃない何かがあるような気がして。
でもそれが何かわからなくて。
その答えが、今回観た 「Run BTS! EP.56」(TBSチャンネルだと#2)にありました。
答えを紐解く前に、カラオケ大会が面白かったのでちょっとご紹介!
ホビくんが熱唱する傍らで、テテくんの動きがあまりにも滑稽で
縦横無尽に駆けずりまわるテテくん。
知ってる曲がわからず、自分はなにを歌えばいいのか困るシュガくん。
自分たちの番が来てシャウトするシュガくんと
熱唱するアフロジンくん。
弟のグクくんが 「お兄ちゃんがんばれ!」 とそばで見守ります(笑)。
こちら、アフロテテくん(奥)の動きがあまりにもおかしすぎて、笑いをこらえるのに
必死!!!でした。
これはもう動画で観た方が絶対に笑える
この回はBTSのメンバーの合宿風景が描かれているのですが、その中でバーベキュー、カラオケ大会に続きラストのキャンプファイヤーでの詩の朗読が印象的でした。
メンバーに書いた詩を朗読してお互いの心を伝える!
事前に用意したメンバーに向けて書いた詩を披露する時間が来ました。
ジミンちゃんは緊張と恥ずかしさで 大騒ぎ!!!
グクくんの提案で、一番年上のジンくんと最年少のグクくんがじゃんけんをし、勝った方から年齢順に読み始めることに。
結果、グクくんが勝ち、年下から朗読することになりました。
照れくささと緊張感の中、トップバッターのグクくんは思わず、ふか~い ため息。
その様子がおかしくて、大騒ぎするメンバーたち
ジンくんは 「最後だから余計にプレッシャーだ」 と嘆きます。
順番に読み上げられた詩はどれも個性的で、ほかのメンバーに対する想いがよく伝わる、気持ちのこもったものでした。
その中でも私は特に、テテくんの書いた詩が心にささり、勇気づけられました。
読み始める前に、テテくんが一言添えます。
テテ 「詩だから年齢は関係なく言わせてもらう」
ナム 「上から目線で?」
テテ 「だから理解してくれ」
ジン 「僕は気にしない」
ナム 「僕も平気だ」
ジンくん & ナムくん知的チーム(勝手に命名)、さすがです
了解を得て詩を朗読し始めるテテくん。
「タイトルは “それがどうした?” キム・テヒョン(V)
それがどうした?」
「ソクジナ(JIN)
振りをミスしても悲しむな
それがどうした?
次 頑張ればいい
よっしゃ よっしゃ」
「ナムジュナ(RM)
投げキッスを恥ずかしがるな
それがどうした?
君の投げキッスに ファンは胸キュンする
ドキドキ」
「ユンギヤ(SUGA)
来世は石に生まれ変わりたいと?
それがどうした?
僕がその石を持ち歩いて 美しい所を回るよ
コロコロ」
「ホソガ(J-HOPE)
振りをミスしたからって 怖い顔するな
それがどうした?
人は誰でも ミスするんだ 温かく見守ってくれ
プインプイン」
個人的にはホビくんの “怖い顔” の一文に吹いた
「ジミナ(JIMIN)
ダイエットやミスで ストレスを抱えるな
それがどうした?
君は誰より カッコいい人だ
ウハウハ」
テテくんの詩が嬉しくて、思わずスタンディングオベーションのジミンちゃん
「ジョングガ(JUNGKOOK)
お兄さんたちを懲らしめるために 鍛えるのはやめて
それがどうした?
末っ子は愛嬌が大事だ 今はかわいくない
よしよし」
あまりのおかしさに、はち切れんばかりに顔をくしゃくしゃにして笑うグクくん。
「“それがどうした?”」 再びタイトルを読み上げ締めくくったテテくんでした。
テテくんのこの独特な感性と表現力。
メンバー1人1人の背中をそっと支えるように見守り、ネガティブな心を軽くしてくれるような温かさが、心にグッとささりました。
------ “それがどうした?” ------
抱えてる問題は大抵が自分の中だけで起きていて、もっと気楽に考えれば苦しまなくてすむよ。
人とぶつかり合うことを怖がるのはもったいないよ。
そんなふうに言ってくれてるようでした。
ジミンちゃんの、
「(みんなが)どういう思いで書いたのか聞きたい」
という問いかけにテテくんは、
「みんなが辛い時に、僕が言ってあげられるのは、“それがどうした?” だけだから。
(つらいことを乗り越えようという意味で)
この言葉の意味を伝えたかった」
と、説明しました。
全員が詩の朗読を終えた時、私はこのBTSというグループが、それぞれの個性をとても大切にし、相手の価値観をも尊重するグループなのだと感じました。
信頼していなければ中々できない意見のぶつかり合いも、決して避けることなく全員が納得するまで話し合う。
そうして互いに抱えているものを躊躇なくさらけ出すことで、このグループは家族や友達以上の関係になっているのだなと。
物心つく前は感情に素直に、心を自由にして生きていた自分。
それがいつしか個性を打ち消し、同調意識や共感を強いられる環境の中で、周りに合わせ息の詰まるような生き方をしていることに気づかされました。
人の数だけ育った環境、性格、能力、考え方が異なる、至極あたりまえのことから目を背けている現代社会。
本来人としてあたりまえで素直な感情表現をする彼らに、私は魅力を感じ、いつしか惹かれるようになったのだと思いました。
(※上記画像は全て 「Run BTS!」BTS VLIVE公式より 画面キャプチャ)
なんだかすっごくマジメな話してるように思えるけど、
結局BTSは
個性豊かで楽しいグループ!!!
だから好き!!! でシメマス(笑)。
二行で終わったわ
egaono jikanga hitotu demo ooku arimasuyouni!
ではでは~