先日外来種のアカミミガメについて書きました。

その後調べてみると神戸市須磨区の市立須磨海浜水族園で「亀楽園」 という施設がオープンしたそうです。


すごくいい活動だと思いました。処分してしまうのは簡単ですが、それは辛いです。

それにみんなに見てもらい、今の日本の環境を知ってもらうためにも。


しかし持ち込まれた600匹の亀の内、9割が「アカミミガメ」というのは驚きました。

去年岡山県内のホームセンターで2800円で「イシガメ」が売っていたので、(関東では4000円)

まだ池の水抜きとかでたくさん見つかるのかな?野生にいるのかな?と期待していたのですが・・・


それからNPO法人「カメネットワークジャパン」 なるものがあるそうです。

こちらは本当にカメ専門。各地の生態調査なんかもしているそうです。

ちなみに今週も東京の石神井公園で調査があるそうです。


カメに限らず身近な自然に目を向けてみましょう。現状の深刻さを感じると思います。

でもそれ以上に楽しいです。発見があります。





池で子供達が魚釣りをしていました。中州ではカメが甲羅干しをしています。

と、夏らしい光景です。


ところが釣竿の先にはルアー、乾いた甲羅からは赤色がかった首が伸びています・・・

これが今年、いや僕が小学校に入ったくらい(15年くらい前)からの様子です。


魚は「ブラックバス」です。琵琶湖なんかで漁業に被害を及ぼすということでニュースにもとりあげられ

有名でしょう。なので今回は「カメ」について。自分にとって一番思い入れが強い生き物です。


外来種の問題がメディアにとりあげられることも多くなりました。

おかげで「カミツキガメ」や「ワニガメ」という名前や顔は見たことがあるかも知れません。

どちらも成長すると60cm近くになり、あごの力は強力で指くらいなら持っていかれそうなほどです。

そして日本国内での繁殖が確認されています。千葉や埼玉(すでに全国か?)の川などで

遊ぶ時には注意しましょう。


しかし深刻なのは冒頭で出てきた、首筋に赤く耳のような模様がある「アカミミガメ」です。

おそらく誰もが見たことあります。というか最近の池にはこいつしかいないのでは?というくらいです。

もっと知られた呼び名だと「ミドリガメ」といい、全国のペットショップで見かけます。

さらに夏祭りでは「カメすくい」とかいう出店があり、子供達が集まっています。


はじめは4、5cmで動きも愛くるしく、飼育も簡単なため可愛がります。

でもすぐに大きくなります。餌を与えていれば普通に30cm近くまで大きくなります。

そうなると飼えなくなり、良かれと思って川に逃がします。それが問題です。


確かに人を噛んだり、農作物を荒らすとという話はあまり聞きません。しかし生態系に影響を及ぼします。

日本の池や川には本来「ニホンイシガメ」というカメがいました。ところが僕は今まで一度も野生の「イシガメ」を

見たことがありません。

これが「イシガメ」 日本らしいやさしい色ながらもなんとも渋い姿です。


empty-box18さんのブログ-イシガメ



独自調査ですが「井の頭公園」、「三島大社」、「深山公園」は何度行ってもイシガメの姿はなく

アカミミガメかクサガメ(最近新たに外来種との報告があったよくいるカメ)です。


もちろん水質や河川の環境の変化が理由としては大きく、アカミミガメのせいだけではありません。

しかし体格も1.5倍ほど負けてますし、比べると繊細で弱い面もあるようです。


それが”生存競争”であり、弱い物は淘汰される運命だ!となってはいけないと思います。もともと人の手で

持ってこられ、人に捨てられこうなったのだから。

このまま外国から来たカメに日本の固有種であるイシガメが追いやらるのは絶対にいけないことです。


ちなみに実家ではイシガメの繁殖に向けて飼育中です。

しかしアカミミガメは500円で売られているのに対し、イシガメは滅多に見かけません。たとえ売られていても

4000円くらいします。10年前からすると値上がりしていますし、いよいよ個体数が減ってきているのかと

危惧しています。


また絶滅危惧種などを調査した「レッドデータブック」においてもイシガメは”データ不足”となってます。

本来神社の池や川にいなかったミドリ色のカメが悠々と生息し、それを不自然だと感じないのが現状です。

日本の本来の姿を取り戻すためにはまずはそこからではないかと思います。

残暑厳しい今年の夏。熱中症対策にも毎日2リットル程度の水分を摂っています。

日本では蛇口をひねれば水が出てくるのが当たり前だし、災害でもなければ水がなくて困ったという経験はありません。


しかし最近TVやインターネットでも”水=資源”としてとりあげられた話をよく見ます。

たとえばちょと前のニュースではインドが川の上流の方にダムを作ったため

下流のパキスタンが水不足になり国同士がもめている。  等


こんな感じで水は将来的にガソリンや天然ガスと同じ用に取引される、

もっと過激なものでは水を争って戦争が起こるとまで言われています。


現在日本は恵まれた環境であるとして、1日にどれくらい水を使うか?

自分は一人暮らしだし洗濯は週に1か2回、風呂はシャワー。あと使うとしたらトイレと食事。

計算だと1日に50L~100Lくらいかな~と考えていました。

でもこれは直接家の蛇口から出した量。実際にはなんと一人当たり330Lもの水を使っているそうです。

さらに工場や農場用の水も含めて考えると1日に3トンもの水を使っている計算になるそうです。


一方で世界の人口のおよそ5分の1は安全な水が飲めない、明日の水にも困る人たちがいます。

このことは海外の貧しい国の話でしょ?と思うかもしれませんが日本も非常に関係してきます。


あまり知られていないけれど日本も水の大輸入国です。

そう聞いて真っ先に”evian”が浮かんでしまいました。でもミネラルウォーターの話ではないそうです。


では、どういうことかというと穀物や肉など”食料”。ご存知のとおり日本は食糧の多くを輸入に頼っています。

小麦を育てるにも牛を育てるにも水が必要です。つまりそれらを生産している国の水資源を輸入している

ということになります。牛肉1キロのために20トンもの水がいるとか・・・


では水不足の原因は何なのか?ということですが、簡単に言ってしまえば人口の増加と使用量の増加です。

この100年で人口は3倍以上増え、さらに一人当たり使う水の量も倍以上になっています。

おまけに汚れた廃水や石油の流出なんかで使える水自体は減っていく一方です。


このような現状の中、金儲けしか考えない一部の投資家達が世界の水資源に目をつけているそうです。

そんな事になれば、保有国が力を持ち、貧しい国ではさらに深刻な水問題。

そして戦争というストーリーも普通に起こりそうです。  そして実際こうなる気がしてしまう・・・


ではどうするか。ダム建設は逆効果ともいえるようです。汚水や海水を真水に変える一見画期的な技術だって

新たに問題が生まれないとは言えないでしょう。(それによって人口が増え続け、やがて海水もない・・・なんて)


とにかくできることは水を大事に使うこと。水も貴重な資源だと知ることが大事だと思います。

それから水不足の被害者は人間だけではないということ。水棲生物だけではありません。

すべての生物にとって水は欠かせないのだから、少しでも無駄にしてはいけないのかもしれません。