empty-box18さんのブログ-book



アランワイズ万著。 

2007年のベストセラーです。

環境問題について”もし人類が突然いなくなったら?”という設定で書かれています。

小難しい数値やグラフが無くいのでわかりやすく、ストーリーとしても面白いので

読まれていない人は是非読んでみてください。


人類が消えた後の生物の力強さに感心しながらも、人類が残したものがこの先の未来に及ぼす影響を考えるとはっとします。

とくに印象深い内容はプラスチック製品(大きく括って)の話でした。この石油からできた物質はやっかいなことに自然界ではまず分解されないそうです。紫外線にあたって劣化したものも細かく砕けはするけれど、分子レベルまで分解されないそうで、何百年、何千年と形えお残すそうです。


当たりを見回すとそこらじゅうにプラスチックがありますが、どうなるんだろ?

海や山に捨てられたプラスチックゴミはいつまでも残るというこでしょう。

生ゴミや木材、鉄だって分解され自然界に戻っていくのに、どこか気持ち悪い気がしました。


改めて人が生活することが、どれだけ地球環境を無視してきたか感じました。そして進行形だなとも感じます。

本気で自然を守ろうと思うなら、”人類が消える” これくらい思い切った事がないと駄目ないかもしれませんね。

まぁ、人は自然か?という問題もありますが。



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日本には「水に流す」という言葉があります。

意味を調べると”過去のいざこざなどすべて無かったことにする”とあります。

水に流せば嫌な事は綺麗さっぱり、消えてなくなります。

この言葉は日本に恵まれた河川があったから生まれたのでしょう。

地元静岡に「柿田川」 という富士山の雪解け水が湧いてできた川があります。水量も豊富で水も澄んでいます。

夏は泳いだし、少しくらいなら飲んでもお腹を壊したりしませんでした。

そういう川なら、流せば綺麗になる感じがします。


同じ川でも海外の川のイメージは少し違います。有名なインダス河は日本人が下手に沐浴なんかすると体長を崩すそうです。テムズ川でもナイル川でも、綺麗になるという印象ではなかったです。

(もちろん地形も面積も日本とは異なり、川の性質が違うからどちらがいいとは言えませんが)


しかし、ここ50年ほどで日本の河川の環境はだいぶ変わってきたようです。


まずこの言葉のように工場廃水や生活排水等をそのまま流していたために、水質の悪化を招きました。

今では企業はもちろん家庭にも下水が整備され、(普及率は7割ほど)汚水をそのまま流すということはなくなりましたが、それでも一度汚した川を元どおりにすることは難しいでしょう。


またダムや河岸の工事による変化も大きいです。

貯水や氾濫防止のために作られた、これらの人工物はメリットばかりではありません。

コンクリートにより水質が変わってしまったり、河の流れを変えたり岸辺を舗装したために生態系が壊れたり、

いろいろな問題があるようです。


それから住む生き物も変わってきました。外来種が我が物顔で生息しています。

ゴミも多いです。缶やペットボトル、自転車や家電なんかが捨てられている川もあります。


それでも一時に比べたらだいぶ良くなったそうです。

規制ができ、技術も進歩し、環境に対する意識も変わってきました

今まだ残っている問題を、過去の人が犯した問題だと水に流して忘れてしまうのではなく、しっかり認識し、これから将来を変えていかないといけません。

発展途上国が同じ道を通らないよう、伝えていくのも日本人の役割です。




9月4日(土) 東京、石神井公園でカメの生態調査を覗いてきました。

主催 「NPO法人 生態工房」  さんは カメに限らずいろいろな環境保護活動を行っているようです。


その日は公園内の池に罠をしかけてカメを捕獲、個体数やサイズ、性別を調査していました。

見学している間 「アカミミガメ」 「クサガメ」 が多く確認されました。

そしてなんと「ニホンイシガメ」 も発見さたのです!

もともと自分の目的はそこにあったのですが、始めて野生のイシガメを目の当たりにし興奮しました。

体長は10cmくらい、雌雄はまだわかりませんでしたが、ここで産まれたのかと思うと嬉しくなりました。

まだ日本の公園にもいるんですね。それも都内の住宅街の公園に。いっそう応援したくなりました。


結局僕が見学している間はイシガメが1匹で クサガメ アカミミガメが 多数でしたが、クサガメのほうが

多く見られた気がします。また幸いにもカミツキガメも見ませんでした。

またカメではありませんが「モツゴ」 「手長エビ」 から「タウナギ」という外来種も捕まえ調査していました。


それに散歩中の人たちから度々質問されていましたが丁寧に応えていました。外来種について知ってもらう事が一番大きな活動なのかもしれません。活動されていた方々暑い中ご苦労様です。そしてありがとうございます。


外来種については一見問題のなさそうな生物でも生物多様性への影響や、農・漁業への影響など

多くの害につながります。そしてすでに日本にはたくさんの外来生物が生息しています。


ブラックバス、アライグマ、カミツキガメ、アメリカザリガニ、ジャンボタニシ、ホテヤオイ・・・

あげたらきりがありません。


その多くは、というよりほとんどが人の手により持ち込まれたものです。食用であったり、飼育用であったり

理由は様々ですが本来いないはずの生物が新しい場所に住みつきます。

そんな不自然な行為がもともとの環境に影響無いわけがありません。


しかしながら国としてそれらを規制しだしたのは最近なようで、2005年6月1日に「特定外来種による生態系等に係る被害の防止に関する法律(特定外来生物法)」がようやく施行されたそです。

ここで指定された生物については飼育、輸入、販売などが原則禁止されているそうです。

しかし現状では指定された生物は100種程度に過ぎず、調査不足であったり、その影響の大きさから

指定されない生物も多くいます。(ちなみにアカミミガメがそうです。)


人は自然環境を変化させる”力”を持っています。もしかしたら持ちすぎたのかもしれません。

これから先、どういう地球になっていくかも人次第でしょう。

今のままならば、このあとも何種類もの生物を絶滅においやるでしょうね。

その力が救うほうに向いたらいいなと思います。

僕はといえばとりあえず岡山付近のイシガメ等、保護活動団体を調査中です。