残暑厳しい今年の夏。熱中症対策にも毎日2リットル程度の水分を摂っています。

日本では蛇口をひねれば水が出てくるのが当たり前だし、災害でもなければ水がなくて困ったという経験はありません。


しかし最近TVやインターネットでも”水=資源”としてとりあげられた話をよく見ます。

たとえばちょと前のニュースではインドが川の上流の方にダムを作ったため

下流のパキスタンが水不足になり国同士がもめている。  等


こんな感じで水は将来的にガソリンや天然ガスと同じ用に取引される、

もっと過激なものでは水を争って戦争が起こるとまで言われています。


現在日本は恵まれた環境であるとして、1日にどれくらい水を使うか?

自分は一人暮らしだし洗濯は週に1か2回、風呂はシャワー。あと使うとしたらトイレと食事。

計算だと1日に50L~100Lくらいかな~と考えていました。

でもこれは直接家の蛇口から出した量。実際にはなんと一人当たり330Lもの水を使っているそうです。

さらに工場や農場用の水も含めて考えると1日に3トンもの水を使っている計算になるそうです。


一方で世界の人口のおよそ5分の1は安全な水が飲めない、明日の水にも困る人たちがいます。

このことは海外の貧しい国の話でしょ?と思うかもしれませんが日本も非常に関係してきます。


あまり知られていないけれど日本も水の大輸入国です。

そう聞いて真っ先に”evian”が浮かんでしまいました。でもミネラルウォーターの話ではないそうです。


では、どういうことかというと穀物や肉など”食料”。ご存知のとおり日本は食糧の多くを輸入に頼っています。

小麦を育てるにも牛を育てるにも水が必要です。つまりそれらを生産している国の水資源を輸入している

ということになります。牛肉1キロのために20トンもの水がいるとか・・・


では水不足の原因は何なのか?ということですが、簡単に言ってしまえば人口の増加と使用量の増加です。

この100年で人口は3倍以上増え、さらに一人当たり使う水の量も倍以上になっています。

おまけに汚れた廃水や石油の流出なんかで使える水自体は減っていく一方です。


このような現状の中、金儲けしか考えない一部の投資家達が世界の水資源に目をつけているそうです。

そんな事になれば、保有国が力を持ち、貧しい国ではさらに深刻な水問題。

そして戦争というストーリーも普通に起こりそうです。  そして実際こうなる気がしてしまう・・・


ではどうするか。ダム建設は逆効果ともいえるようです。汚水や海水を真水に変える一見画期的な技術だって

新たに問題が生まれないとは言えないでしょう。(それによって人口が増え続け、やがて海水もない・・・なんて)


とにかくできることは水を大事に使うこと。水も貴重な資源だと知ることが大事だと思います。

それから水不足の被害者は人間だけではないということ。水棲生物だけではありません。

すべての生物にとって水は欠かせないのだから、少しでも無駄にしてはいけないのかもしれません。