大阪のキャリアコンサルタント
MBTI認定ユーザーの藤本理恵です。
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「相談」
先週の土曜日、
今日は仕事はするまい!と決め
午前中は家族でゆっくり、
午後、お昼寝やらゲームやらする
ふたりを横目に
「ふつうの相談」
を読み直しました。
読もうと思ったきっかけは
「ふつうの相談ってなんだろ?」
でしたが、なんとなく理解はできました。
でも少し難しく、
理解しきれないところもあるので
どんな相談対応をする上でも
大切だなと思わされた点について
厳選した部分だけを抜き出してみます。
問題の性質とモチベーションは別個である
P46 2-2 モチベーションより
キャリアコンサルティングでまなぶ
システマティックアプローチは
関係構築→問題把握→目標設定→方策の実行
が時間の流れです。
その目標設定を、
相談者目線の問題を把握せず
キャリコンが先に一人で考えてしまったり
どうなりたいのか?どうしたいのか?
ばかりをキャリコンが相談者に問いかける、
そんなことが、練習の中で起こり得ます。
ここで重要なのは
相談者が何を求めているのか、
二人で把握すること。
問題解決をすることが
絶対的に大事なのでもなく、
内省することが
絶対的に大事なのでもない。
クライエントが何を望んでいるのかを明確にし、その求めに応じるのが基本的な姿勢となる。もちろん、クライエントの望みが非現実的であるように見える時もある。そういうときには話し合いである。
まずは相談者のニーズからを
基本姿勢として私も大事にしたいです。
とはいえ、相談現場は
- 直接お金をいただいく
- 税金が投入されている
- 相談者の属する組織が支払ってくれる
などがあって
お金ぬ出どころに
ある程度の影響を受けるのは確か。
だから、相談者とできる限りの
前提をあわせる
を、常に意識しようと心がけています。
次に
4<ふつうの相談>の機能
P62では、4-1 外的ケアの整備
にて、
<ふつうの相談>において決定的に重要なのはソーシャルワーク的な想像力である。社会的環境の悪しき点を見出し、変わりうる部分を実際に変えていく介入を行う。個人の心の内側に焦点を当てがちだった従来の臨床心理学では見失われやすかったのが、この<ふつうの相談>の機能である。そして専門家が見失いやすいものを回復するところに、ふつうの相談の本質がある。
この部分にもグッときました。
これは、多分、私が精神障害者の方々と
時間を過ごしてきたことが
回想されるからでしょう。
そして今まさに学び直しているのか
ソーシャルワークだからでしょう。
さらに
4-3 情緒的サポートの獲得
にて、
教科書ではしばしば、ラポールを形成してから、心理的作業に入っていくと書かれているが、まだ何の役にも立っていない専門家をどうやって信頼できるというのか。(中略)ラポールは、適切な環境調整と問題の知的整理が行われ、「助かった」と少しは感じられた時にはじめて形成されるものだ。
とあり、
最近の相談のなかで
それを実感させられる場面があったために
襟をたださざるを得ませんでした。
結論 ふつうの相談の位置
に書かれてあった
人と人とがつながること、人が人を支えること。これがふつうの相談の根源で響いている。
ことは、とにかく絶対に忘れたくない
そう思わされた一冊でした。
さて、ほんで
「ふつうの相談」ってなんなん?!
と気になる方は、
ぜひ読んでみてくださいませ
東畑さんの本、もう一冊読みたなくなってきたな。。。
2018年9月 コワーキングスペースLRにて
(終了)「絵本から言葉をつむぐ交流会」
2018年7月 梅田グランフロントにて
(終了)「近未来のセルフデザイン交流会」
2018年5月 京都megamiにて
(終了)「近未来のセルフデザイン体験会」
\\ 外部セミナー&イベント情報 //
2020年12月6日 & 12月12日 大阪市男女いきいき財団
(終了)ママとパパのオンラインカレッジ(ファミリータイムマネジメント担当)
2019年3月14日 阪南市
(終了)在宅ワーク・ビジネスセミナー
2019年3月13日・15日 クレオ東
(終了)自立をめざす女性のための就労応援セミナー(しごと準備①③)
2019年2月20日 大阪市西区 きらぽかひろば
(終了)ワークライフバランス 座談会
2019年2月15日 堺東にて
(終了)自分のロゴマークをつくろう
2018年12月25日&29日 katana オフィス淀屋橋ほか
(終了)キャリア理論から学ぶ 偶然を幸運に変える力を育もう
2018年12月8日 クレオ東
(終了)チャレンジマルシェにてカラーセラピー
2018年11月15日 クレオ中央 女性チャレンジ応援拠点
(終了)ミニサロン「キャリア理論から学ぶ!偶然を幸運に変える力講座」
2018年9月
2018年6月
2018年4月
2018年3月