今年は伊藤野枝、没後100年の年です。
関東大震災直後に、虐殺されました。
なので、関東大震災と同じ100年です。
伊藤野枝さんって、こんな人。
一言で言えば、100年早かった女。
伊藤野枝、生誕の地で100年イベントがありましたので、参加してきました。
2日間参加しました。
とても楽しかったー
野枝さんのエピソード沢山聞けて、どれも興味深く、もっと聞きたかったー

1日目
野枝さんの娘さん、ルイズさんのドキュメンタリー映画
野枝さんに面影似てるだけでなく、強い信念を持った女性でした。
ルイズさんの息子さんも印象的でした。
矢野寛治さんの講演
この方の奥さんが、伊藤野枝を育てた代凖介の親戚にあたる人で、伊藤野枝を詳しく知るひとりのようです。
野枝を長崎で育て、東京の学校に通わせてくれた代凖介。
彼は野枝を世に出させた重要人物です。
矢野さんのお話に「彼が上野の学校に呼ばなければ、殺されずに済んだかも?」
まあ、向上心高く強気な野枝さんなので、何処かで世に出てきたでしょうね。
『無政府主義』とは、野枝さん虐殺後の世間の様子、子供達のその後など、深くその時代を感じることができました。
子供のご飯の用意もあるので、一旦退場。
学生シンポジウムは聞けませんでした。
パフォーマンス
野枝さんクイズ大会は途中から参加。
後藤新平(当時の内務大臣)宛に書かれた手紙のポエトリーリーディング。
大杉栄が監獄に入ったことへの抗議文。
実に手紙の長さ、4m
実際の手紙の映像とアナウンサーの朗読は圧倒されるものがありました。
野枝さんの達筆な字。
自信満ち溢れる文字とその内容。
若干23歳の女性が、
『あなた(内務大臣)は、私よりは弱い。』
で締めくくるとは。。
めちゃ脅しにかかってるよね…怖いわー
コント
平塚らいてう、野枝、神近市子の青鞜アイドルグループ「ブルーストッキング」とその親衛隊(大杉栄、辻潤、あと誰だっけ?)のコント。
気楽に楽しく見れました。
(それまでが重たい内容だからね…)
なぜ、ブルーストッキング???
と思ってたら、『青鞜』って青い靴下って意味なのね。
当時には珍しい青いストッキングを彼女らが履いていたことから、付けられた雑誌名だそうです。
確かによく見ると、『鞜』って『踏』(ふむ)じゃないのよね。
全然知らなかったー。
名前も意味深でオシャレー
これにて、1日目終わり。
2日目につづく。