映画館という静寂と薄闇に包まれた非日常的な空間の中で、異性と隣り合わしたら赤い実弾けるに決まってます。
ですよね?
みなさんそうですよね!?
映画のスクリーンよりも、隣の貴方の顔ばかりを横目で見てしまい、STORYなんか一切頭に入ってきません。
頭の中はCAN YOU HERE ME?でいっぱいです。
つまんなそうじゃないかな?
恋愛映画みる相手は僕なんかでいいのかな?
そんなこと考えても仕方ないか、そう自分に言い聞かせて肘掛けに手を伸ばす。
あっ…
触れ合う手と手
ごめんとも言えずにそっと手を引く
やっちゃった…
露骨に下がったテンションで横目であの子を見る
うつむいてる…?
もう一度、祈るような気持ちで肘掛けに手を乗せた
!
彼女のほうから重ねてきたte。
否、手。
自分のすべての感覚が手に集中する。
夢じゃないのか?
彼女が小さな、小さな声でつぶやいた。
「バカ…嫌なはずないじゃん…」
っていう高校生カップルを後ろからホットドッグとコーラ持ちながら見てるのが僕ですね。わかります。
あー俺のこと好きな吉高由里子いねーかなー