ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

そんな、新生活をスタートしたころ

あることを、持ちかけられた。

 

「看護教員養成講習会」に

参加しないかっていうもの。

 

これは、文字通り

看護師を要請するための

教師になる様な学びだ。

 

私は、教育を志すことに

興味はなかったけど

ひとつだけ大きな魅力があった。

 

8ヶ月間は、学校だけだから

 

夜勤がない生活になること。

 

 

 

 

さらに、夜勤をしている時のように

とはいかないけど

病院からお給料も出るということ。

 

ちょうど、長男が

小学校に上がる年だったので

この提案は、とてもありがたいものだった。

 

こうして、私は

8ヶ月間の、夜勤なし、土日休み

という生活を手に入れた。

 

小学校は、保育園とは全く違う。

 

親がやらなきゃいけないことが

本当にたくさんあって

時間が足りないと思うほどだった。

 

また、夜勤がないというだけで

学ぶことになった講座は

 

いわゆる宿題のようなものがたくさんあって

それも誤算だった。

 

時間がない中で

すべてをこなすには

 

 

睡眠時間を削る

 

 

という選択以外なかった。

 

当時は、まだ20代で

体力もあったし気力もあった。

 

その生活は、決して

心身にいいというものではなかったけど

子供たちのことを考えると

ありがたい生活でもあった。