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広島に引っ越してきて
3ヶ月後には、5歳のお誕生日を迎え
幼稚園に通うことになった。
幼稚園の頃に読んだ、1冊の本。
「あなたの、子供の、子供の、子供・・・が、
おばあさんになる頃に、月につきます。」
みたいな文章が書いてあった。
その本のページの絵は
今でも、はっきり覚えてる。
それを、再現してみたのが
こんな感じの絵。
夜空を見上げて、月を見ては、
そこに行く日のことを、考えてた。
かぐや姫か!
そういえば、子供の頃から
「お姫様」って言ったら
ドレスより着物着てるイメージ👘
そして、幼稚園にある
月の絵本を何度も読み返した記憶がある。
月にはウサギが住んでいるというお話
銀河照道の夜
銀河鉄道の夜は
空を列車で旅する話だったから
初めて読んだ月に向かう列車の本と
同じように感じて
やっぱり月に行くことはできるんだって
子供心に嬉しくなった。
1冊の本が人生を変えることがあるという。
私にとっては、まぎれもなく
最初に読んだ
月に向かう列車の本だった。
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