ある日のこと。
あぶが出かけて帰ってきた。
おかえりー、と
仕事部屋から顔を出すと
キッチンのテーブルの上に
ケーキの箱が
置いてあるのが見えた。
ケーキ買ってきて
くれたんだね！
もぉ、あぶったら。
今日はチートデイにして
いただいちゃおかな
なんて考えながら
うきうきとキッチンに行った。
近くに行ってよく見たら
ポリタンク
だった。
すごい空目。
すごい見間違い。
錯覚のつかの間の甘い誘惑。
ひとりで舞い上がって
ひとりで奈落の底に落ちた。
奈落の底で大爆笑。
自我の誘惑ならぬ
ポリタンクの誘惑（笑）
奇跡のコース風に言えば
私は何も本当のことを見ていない。
それがケーキの箱だと思ったのは
白い何かが目に入った時
過去に見たケーキの箱の
記憶をそれに重ねて
ケーキの箱だと無意識のうちに
瞬時に判断しただけ。
過去にケーキの箱を見て
知っていなければ
ケーキの箱だとは思いもしない。
自分は過去だけを見ている
って言葉が
デイリーワークに出てくるけど
つまりこういうことね（笑）
逆に、過去に見たことがなければ
それを見ることはできない
ってこと。
あ、見るって、目視の見るじゃなく
それが何か知覚する方の、見る、ね。
私は白い何かに
過去に見たものを
ただ重ねただけだった。
白ってことさえ
過去に見てなかったら
わかりはしない。
私は過去しか見てなかった。
私はいつも
どんなことでも
どんな人でも
過去だけを見てる。
ポリタンクはまぁ
ひとつの例だけど（笑）
こんなことが毎日常に
見るものほとんどすべてに
自分に起こってるんだな、と
つくづく思う。
物事の大小に関係なくね。
それを知っておくことで
自分は本当のこと見てないよね
って心の視点が、考えが
初めて持てるようになる。
そうなった時、
自我の誘惑に気づきやすく
なるのを感じる。
以前こんなメッセージを受け取った。
これはつまり
錯覚によって
ポリタンクがケーキの箱に
なったように
錯覚によって
自分が知覚してきたこと
すべて、すべて、全部
ちゃいまんがな
って暴きなさいね、って
ことだったんだよね。
告発って
悪事・不正を暴く
って意味もあって
間違ってるものを
間違ってるってしなさいね
って
受け取ったメッセージだと
思ってるんだ。
受け取ったその時は
え？？？って思ったけど
じわじわ来た。
錯覚により
ポリタンクがケーキの箱に見えて
つかの間の甘い誘惑に乗り
撃沈しつつ爆笑した
現場からは以上です。
この記事を書こうと
やたら意気込んで
ポリタンクの写真を撮って
ケーキの箱を合成した
自分が結構好きだ。
（合成甘いけどね）
コオさんの
奇跡のコースオンラインのお話会
間もなく開催。
ポリタンクならぬ自我の誘惑のお話。
ケーキの箱だと思ってるものが
実はポリタンクなんスよ
みたいな錯覚、自我の誘惑が
ゴロゴロ転がってる。
今回は
私たちの奇跡の道の学びが
深まったからこそ出会う
自我の誘惑についてのお話。
きっと目からウロコ。
え、ウソ！
それもなの！？
って。
お申し込みの方全員に
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今回はこの続きなので
合わせてお楽しみください。
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