先日、久しぶりに
認知症で施設に入っている
母に会うことができました。

コロナ感染防止対策で
長いこと面会禁止なんだけど
病院の検査で付き添いが必要で
私とあぶで出向いたのでした。




その日私が会ったのは
私のことを
覚えていない母でした。



最後に会った時は
私を覚えていたけれど、ついに…

あぶのことは見たことがある人
という認識だったのですが
私が誰かわからず

あなたは(あぶの)
お嫁さん?

と、聞いてきたので
はい、嫁です、と答えたら
あら、そうなの、と
ニコニコしていました。

そんな母は多くのことを忘れ
心配事が何もなく
とても幸せそうでした。


かつて見たことがないほどに。

 

 

 

そんな母のケアをしてくれる
施設の方々に感謝しています。


気が狂うかと思うほど
大変だった介護の日々が
走馬灯のように巡る(笑)

 

こんな幸せな顔をして
暮らせるほどに
とってもよくして
もらえてるんだなぁ、って。

 



私にはいまだに
母が許せないことが
いくつもあったの。

けれど、その姿を見て
そのすべてが溶けていき
何もかもが、もういいや、に
なってね。

 

荒れ狂った海に
突然凪が訪れたみたいに。



母が幸せそうに見える姿は
筆舌に尽くし難い姿です。


これが人の本当の姿なのだろう
そう思える姿。

 

自我がほぼない状態とは
こういいうことなのか、と。
 

そんな母を見て

私の目の前の障害物も
ぜーんぶ一瞬にして消えて
愛だけが、見えたのです。

私をこの世に誕生させ
育ててくれた母の
愛だけが感じられて。

そして

「ありがとう」

その想いだけが残りました。

不思議ね。


 

いつか来るだろう
そう思っていた日が
突然目の前にやって来ました。

 

母の中にはもう私がいない
悲しみのようなものが
ないと言ったら嘘になります。

 

けれど、想像していたほど
ショックを受けませんでした。

それを越える
その感覚の方が
ずっと、ずっと、強かった。



今年90歳になった母は
ちょうどよいタイミングで
神さまのところに帰るのでしょう。

その時まで
遠くから、母に、お母さんに
思いを馳せています。

 


10年ちょい前の写真
ずいぶん若いな(笑)

 

龍ヶ崎の祇園の夜
昔、私が撮ったんだ。

 

今は頭が真っ白で
ころんころんに
まぁるくなってます。

 

面会禁止が解除になったら

また会いに行こう。

 

私のことがわからないことは
どうでもいい。

 

私に愛をくれた人に
会いに行く。

 

 

 

 

 

 

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