信号のない横断歩道で
車の流れが途切れるのを待った。
交通量が多い道路で
なかなか道を渡れない。
そのうち一台の車が停まり
運転していた男性が
渡るようにと
手で合図してくれたんだ。
うれしかった。
聞こえないんだろうけど
ありがとうございます、と
言いながらお辞儀をし
横断歩道渡った。
うれしくて、うれしくて
渡り終わってから
もう一度その人の方を向いて
お辞儀をしたの。
その人はにこっとして
軽く手を上げた。
あったかかった。
うれしかった。
こみ上げてきて泣きそうになり。
よくわからないけど
なんか救われたのですよ
一瞬にしていろいろなことが。
もぉほんっとうまく言えない
語彙力の限界（笑）
ありがとうってすごく思って。
その人に素敵なことがあるように
その人が幸せであるように祈って。
その人はきっと知らない。
自分のしたことが
人をこんなにも救ってるなんて。
幸せにしてるなんて。
そして
その人だけでなく
誰もが自分の知らないところで
誰かを救ってるはず。
幸せにしてるはず。
たとえそうは思えなくても
必ず。
だから
その誰かの代わりに
今これを読んでくれている人に
私からありがとうを。
本当にありがとう。
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