妊娠中から産後半年、あるいは子育て繁忙期(だいたい3歳くらいまでてでしょうか)までに遭った嫌なことは一生引きずると周囲やSNSからよく聞いてますが、まさか朝ドラ再放送によって私自身が20数年前も昔のことでフラッシュバック発作が起きるとは思わず、また、どうして我ながら異常なレベルで某名誉監督の御子息を激しく嫌ってい
るのかも思い出してしまいました。
NHK連続テレビ小説2000年度下半期放送「オードリー」が今年4月からNHK BSでの再放送が始まって、そのかたの酷い演技力が鼻につくというのもありますが、作品の世界観が…ですね。
主題歌の歌詞通り「思い切りアハハと笑ってみようよ」と笑い飛ばせるメンタルを持ち合わせていない、とくに現在妊娠中のかたへ。アレは胎教に悪過ぎます。速やかに視聴をやめましょう。
リアタイ視聴へのストレスばかりが理由ではありませんが(それでなくても当時、安心して出産にのぞめる環境では無かった)悪阻が悪化したり、切迫流産、切迫早産、胎内不育症(妊娠37週で出産しましたが、娘は低体重でしばらく保育器へ)のちに娘が重度心身障害を伴う自閉症と判明して、未来永劫療育と介護を背負わなければならない。
なぜ23年前にどれだけ視聴をやめてと夫に懇願しても大音量で観ていて嫌でも音声が耳に入って悪阻がさらに悪化した時点で家じゅうのテレビを撤去する考えにいたらなかったのかと、あの朝ドラタイトルを目にしただけで自分を責めても二十数年ぶんの時間は取り戻せない。
ここまで被害意識を抱えてるのは世間で私だけでしょうけど、アレが理由で妊娠中ストレスを抱える令和の妊婦さん、母親が発生しませんように。
個人的な願いはあの朝ドラを模倣した事件でも発生して、放送打ち切りおよびお蔵入りすることですけどね。
演技派俳優揃いなところは魅力的なのに、作品内容と主人公の初恋相手役がアレというのがくそったれもくそったれで残念です。