エミソナのブログ -47ページ目

エミソナのブログ

日々の出来事に対しての感想。
韓流ドラマの感想。

韓流スターの事。

今、感じている事。

「本好きの下剋上」にハマっているのでそれ関連の事。

カウンセリングとかのことなど。

政治の理不尽さとか

などなど書いてます。

翌日、ユストクスの屋敷には新しくダームエル、フィリーネ、リーゼレータ、ラウレンツ、ローデリヒ、ラザファムが集まった。


皆、不思議な集まりに首を傾げていたが…


フェルディナンドが部屋に入ってくると何処かピリッとした空気が支配して…


ラザファムが手を交差して跪いて


「お久しぶりでございます。フェルディナンド様。」


「あぁラザファム久しぶりだな。」


ダームエル等はその光景を驚愕した表情で見ていると…


フェルディナンドは1人づつ額に手のひらを当てていった。


そうすると…次々と虹色の光に包まれ記憶を取り戻して行った。


皆、手を交差して跪いて口々に

「お久しぶりでございます。フェルディナンド様」と…


「やっと揃ったな。ではこれからの事を話し合いたい。」


「それでは私ユストクスが司会を務めさせて頂いて会議を始めたいと思います。この会議はローゼマイン様のカーオサイファの呪いを解いて心臓の移植手術を受けていただくことと、今生でもフェルディナンド様とローゼマイン様が婚姻し無事に生を終えていただく事を第一といたします。異論はございませんね?」


「異議なし!」


「先ずはローゼマイン様の呪いを解くにはフェルディナンド様のお力が必要です。しかし…現状かなりの強力な呪いの発生でハルトムート、クラリッサが説明しても受け入れてるれる状況にありません。」


「それについてだが、ローゼマインが入院中に毎日病室に通ったのだがどうもかなり妨害を受けているようなのだ…何か心当たりはないか?」


「ハルトムートの調べによりますとアドルフィーネ様がフェルディナンド様の病院の職員に働きかけて邪魔しているようです。しかしそれだけではないようで…」


「リーゼレータ。貴女前に同じクラスのマグダレーナ様がフェルディナンド様の事を探っていると言ってなかったかしら?」


「グレーティアよくあんな雑談を覚えてますね?実は…マグダレーナ様がフェルディナンド様が高校に進級しできた時からどうも注目しているらしく色々な伝を使って情報を集めていました。その1つにフェルディナンド様がブックカフェでアルバイトをしているローゼマイン様を見つめていたという情報がありローゼマイン様の事も監視していたらしく…アドルフィーネ様だけでなく病院職員に手当を出して妨害していたと…マグダレーナ様が同じクラスの取り巻きに話しているのを今日聞いたのです。」


「それは…昨日の情報を裏付けるものか…」


「そのようですね。厚生労働大臣側はかなり本気であると言うことですね。」


そしてラザファムが


「実は…そのダンケルフェルガー側から私に接触がありました。ローゼマイン様のバイトを解雇しろと。」


「フランからも連絡がありました。厚生労働省の役人が訪ねてきてローゼマイン様の移植を米国でしてはどうかと言ってきてたのです。」


「それはどういうことか?」


「まぁフェルディナンド様を調べれば記憶のなかったここ最近というかローゼマイン様と接触してからというもの通常とは違う行動をなさっていたのは明白でこのままだとマグダレーナ様との婚約を推し進めるのに支障があると判断したのではないでしょうか?」


「しかし庶民のローゼマイン様よりもアドルフィーネ様のほうがマグダレーナ様にとっては脅威なのでは?」


「クラリッサの言うことにも一理ありますがアドルフィーネ様との婚約にはお父上の反対が強力です。しかしローゼマイン様が相手となると未知数でもありますし何よりもお母上の愛する相手と結ばれて欲しいというのがとても重要になってきます。そして庶民と思われていても母方はアドルフィーネ様の家の分家で今は本家よりも力がございます。そして父方は没落したとはいえかなりの良家でしたし。」


「しかしローゼマイン様の呪いが解けていないのに厚生労働省の提案が嫌な方向に進まなければ良いのですが…」


「そうですね。先ずはローゼマイン様の呪いを解くことを優先に。それと引き続きマグダレーナ様とアドルフィーネ様の動向に注意を。」


「あと、気になることが1点あるのですが…」


「なんですか?マティアス。」


「実は以前ローゼマイン様にストーキングしていたヒルデブランドなのですが…どうも大学生の兄を使って何か企んでいるという噂を入手しました。」


「あぁ俺もそれ、聞きました。以前自分を袖にした女を懲らしめるために兄に頼んだと。」


「えっ?兄ってあのジギスヴァルトですか?」


「ジギスヴァルトって…」


「セレブ学園を女性問題で退学になったあのジギスヴァルトですか?」


「そうです。あの婦女暴行で退学して弟も入学を拒否されたジギスヴァルトです。」


「確か…今は大学2年ですよね?罪は父親の力でもみ消して。」


「そうです。」


「どうもヒルデブランドはローゼマイン様が自分が入学を拒否された学園に通っているのが面白くないのと自分を袖にした事がだいぶお気に召してなくジギスヴァルトにローゼマイン様を差し出すから好きにしていいと言っているらしいです。あいつの取り巻きの1人が俺の知り合いでしてそんなことを言ってました。」


「ということはローゼマインの護衛をより強化にしなくてはならないな。」


「そうですね。そこでマティアス。貴方にはセレブ学園の庶民クラスに編入してもらいます。」


「はぁ?いきなり何を言うのですかユストクス様」


「貴方はスポーツ大会で全国2位に何回も輝いてます。コルネリウスに遅れは取っていますがかなりの優秀者です。十分な資格がありますし私が推薦したことでこの度入学が決まりました。ローゼマイン様と同じクラスになれば護衛もしやすいでしょう。」


「そうですね。マティアスがいればわたくしも心強いです。」


「クラリッサ…」


「それと…フィリーネには保健室に勤務してもらうことになりました。資格はあるので問題なかったですよ。」


「かしこまりました。ローゼマイン様の為に頑張ります。」


「ではラウレンツには引き続きヒルデブランドとジギスヴァルトの監視をしてもらいましょう。ダームエルにもジギスヴァルトの監視を頼めますか?」


「はっ!承りました。」


「では、リーゼレータとローデリヒはマグダレーナ様の監視を。グレーティアとアンゲリカはアドルフィーネ様と、ディートリンデの監視をお願いします。アンゲリカは勿論シュティンルークと一緒で構いませんよ。」


「ハイ。わかりました。」


「では…ラザファム。其方にはローゼマインと私が秘密裏に会えるように取り計らってくれないか?」


「かしこまりました。バイトの関係ということで呼び出しましょう。」


と、ここまで。






久しぶりに韓流ドラマにどハマリした!


最近はまぁドラマは日本のは観てなくて韓流ドラマばかりだけど「本好きの下剋上」の二次小説読みながらチラ見が多くて本当に気になるドラマ以外は流し見だったのですよ。


それが…スカパーの16日間見放題ってのをプレゼントされたので契約してないチャンネルが観れたのですよ。それで観たのが…


「アゲンイン マイ ライフ」


なんですよ。イ・ジュンギさんの主演。


まぁ16話全て見れないじゃないですか16日間だと。だからネトフリとかで見れないかなぁとネットで検索したらなんと!HULUで観れたのですよ!我が家はネトフリは私HULUは長男が契約してて観れるのです!


まぁネトフリに比べるといいのが少ないなぁと思って新し目の韓流ドラマも少ないしとずっと見てなかったのですがなんと今回これがあったのですよね。


まぁ最近は「本好きの下剋上」の二次小説の影響で逆行とかループとか好きすぎていてそれが韓流ドラマでもあったので勿論飛びつき観ましたよ。


それもイ・ジュンギさんのドラマはハズレがないからきっと面白いだろうと見始めたらもう止まりませんでした。


一気に16話観ましたよ。


21年のドラマということでもう古い部類になるのかなぁ🤔


しかし、すごく面白かった。イ・ジュンギさんもかっこよかったしね。途中、羽生くんがイ・ジュンギさんに似てるからちょっと離婚問題とかでモヤモヤしちゃったけど。それでも面白かった。


しかしねぇ。韓流ドラマあるあるじゃないけど結末は不満ですけど。


なんで、韓流ドラマって悪党は最後自殺とかで終わっちゃうのだろう?ちゃんと罪償えよ!といいたい。


まぁあれ続編作ろうと思えばいくらでも作れる終わり方だけど敵が変わったら逆行とは言えなくなるかぁ🤔


だけど、最後にイ・ジュンギさんが頑張ってぶち込んだ小悪党達が新たな巨大悪人に揃って釈放されちゃうオチはどうなのかなぁ🤔


まぁ韓国という国が悪党が支配してるということなんでしょうかね?悪党も大統領が代わる度に代替わりしてるってことなのかな?


まぁ大統領さえも使い捨ての国だからなぁ。そんな現実も垣間見える作りで面白かったけどやっぱり納得できないラストだったなぁ。


今年は日本のはドラマでも堺雅人さんのドラマ面白かったけど。


さぁ次はここまで夢中にさせてくれるドラマあるかなぁ🤔

ユストクスの家にフェルディナンドに呼ばれたアンゲリカ、マティアス、グレーティアが居た。


3人は何故自分たちが呼ばれたのかがわからない。特にマティアスは通ってる学校も違う。この中での知り合いはマインを共に護っていたクラリッサだけ。


アンゲリカとグレーティアはハルトムートと同じクラスだが今までそれ程親しくもしていなかった。アンゲリカには2つ上に姉のリーゼレータがいてグレーティアは同じ手芸クラブで彼女に世話になっていたくらいでそれ程接点もない。何故かとずっと考えていたらそこに同じクラスの冷泉フェルディナンドくんが入ってきた。


それぞれが

「冷泉くん。ごきげんよう。」

「あぁごきげんよう。アンゲリカ。」


「ごきげんよう。冷泉くん。」


「ごきげんよう。グレーティア。」


「こんにちわ。俺マティアスって言います。」


「やぁ。はじめまして。私は冷泉フェルディナンドだ。」


「フェルディナンド様。皆を集めましたが…」


「あぁ。先ずはアンゲリカ、スマホを出してくれないか?」


「スマホを?」おもむろにアンゲリカがスマホを出すと…


そのスマホにフェルディナンドが手をかざすと…


フェルディナンドの右手から虹色の光が出たと思ったらその光がスマホを覆って…


「なにするんですか!?冷泉くん。」とアンゲリカが叫ぶと同時にスマホから声が流れてきた。


「久しぶりだな。主。そして主の主の夫君。」


「久しぶりだなシュティンルーク。」


「えっ!シュティンルーク?本当に?」


「なんだ、グレーティアは記憶があるのか?」


「主は思い出したか?」


「本当にシュティンルークですか?」


「そうだ。主。私に触れろ。記憶を呼び出してやる。」


アンゲリカがスマホに手を触れると…


アンゲリカが虹色に光ったと思ったら…光が落ち着くとアンゲリカはフェルディナンドに向かって手を交差して跪いた。


「お久しぶりでございますフェルディナンド様。」


「戻ったようだな。アンゲリカ。次はマティアス。こちらに…」


フェルディナンドはマティアスを手招きすると…手を彼の額にかざすと…やはり同じ様に虹色の光が彼を包んだと思ったら…手を交差して跪いた。


「お久しぶりでございますフェルディナンド様」


「わたくしは…」


「其方には記憶があるのか?グレーティア?」


「いえ…全てではございません。5歳の時に前世の記憶が夢で見たのですが…主の顔が名前が思い出せません。」


「ふむ…そうか。ではやはり其方にも…」と手を額にかざした。


虹色の光がグレーティアを覆った。


すると…


「やっと…ローゼマイン様のお顔を思い出せました。ありがとう存じます。フェルディナンド様」


「これで揃ったな?」


「いえ。フェルディナンド様。私と同じ学校にラウレンツがおります。」


「リーゼレータのクラスにローデリヒがおります。」


「そうか…彼らの記憶も取り戻したほうが良いか?」


「ハイ。ローゼマイン様の眷属である我らの最後の願いはどこまで行こうがローゼマイン様の下僕でありたいと願っていたのですから。」


「そうか…ではマティアス。明日にでもラウレンツを連れてこれるか?」


「ハイ。お任せください。」


「ローデリヒはどうする?」


「アンゲリカと私で。リーゼレータと一緒に連れてまいります。」


「フェルディナンド様。ダームエルとフィリーネですが実は我が社の社員としてこの春入社しているのです。彼らも連れてきてよろしいでしょうか?」


「あぁもちろんだ。ローゼマインが喜ぶ。」


「それから…ラザファムですが私がゲドゥルリーヒ様から戻される時に一緒に戻ってきております。ローゼマイン様がバイトしているブックカフェは彼の経営です。勿論記憶はございます。」


「後は…エックハルトか。」


「あやつはどうするのですか?確か今生もカルステッドの子ですよね?」


「あぁ。叔父のボニファティウスこと冷泉源太郎の息子カルステッドこと冷泉裕一郎の長男だ。」


フェルディナンドの父親の異母兄であるボニファティウスこと冷泉源太郎は父親がヴェローニカの生まれ変わりと再婚すると家を飛び出してしまい冷泉家の跡を継がず国の最高峰の大学の大学病院の教授と院長をしている。父親同士が異母兄弟ということでこれまであまり付き合いはない。


カルステッドこと裕一郎もイギリス人と結婚しておりエックハルト、ランブレヒト、コルネリウスと誕生している。


ハルトムートがここで発言する。


「コルネリウス、ランプレヒトなどは記憶を戻す必要はないでしょう。特にコルネリウスはローゼマイン様の心を傷つけるだけの存在です。ランプレヒトはそもそもあまり接点はありません。エックハルトは…」


「エックハルトは私は記憶を戻すのは反対です。」


「ユストクス…」


「あやつは最後までローゼマイン様を蔑ろにしました。フェルディナンド様の心を知ろうともせず。」


「私達もエックハルトの記憶を戻すことには反対です。」


「マティアス…」


「私も忘れることができません。あのフェルディナンド様、ローゼマイン様のご家族がコリンツダウムの奴らの襲撃があった時お子様を護らずもう少しで攫われるところだったのを。」


「そうです!あやつはフェルディナンド様は護ってもローゼマイン様や、お子様を護ろうとはしなかった。同じ護衛騎士としてずっと許せませんでした。」


「そうだな。私もあのときのことは忘れていない。今生あやつの記憶は戻さない。」


「では、リーゼレータとローデリヒ。それにダームエルとフィリーネを明日呼びます。それから作戦会議ですね。」


「そういうことだ。あぁラザファムも呼んでおいてくれ。」


「かしこまりました。」


と、明日にはローゼマインとフェルディナンドの眷属が集まりそうだ。


と、ここまで。

 ※※※フェルディナン※※※


私は冷泉フェルディナンド。セレブ学園高等部の1年生。皇室の流れをくむ冷泉家の次男。父は心臓外科の権威で病院をいくつも経営している。母はドイツ人で小児科医。


冷泉フェルディナンドは両親にとても愛されて育った。兄弟仲も良く何不自由なく育った。1つ欠点を上げるとしたら父方の祖母が私には酷く冷酷だったこと。両親に隠れていじめられたことは数しれず。


それも影響したのか私は女性が苦手。母と乳母以外触れられないのだ。たった1人を除いては…


私はとても優秀に生まれたようでIQも高く学校に入ってからは飛び級を何度も進められたし中学に進級した年からは海外の大学からも招待を受けている。しかしなぜが飛び級も留学もその都度断ってきた。それは…5歳の頃に出会ったたった1人を忘れられないから。


父の経営する病院のチャリティ演奏会で出会った小さな女の子。彼女は一瞬の間だけ目の前に存在した。周りの大人は私が彼女を忘れたと思っているが私は1日だって忘れたことがなかった。


あの演奏会の日に私の心を掴み離さない彼女。そんな彼女から離れたくなくて飛び級も留学もしなかった。


そしてやっとまた彼女に出会えた。


しかし彼女は重い心臓病を抱えていた…


彼女が入院した時は毎日花を持って病室を訪ねたがいつも誰かに邪魔され二人きりにはなれなかった。


そんなある日彼女が私のクラスメートの女子から体育館裏に呼び出されたとの情報で急ぎ駆けつけてみれば…


ハルトムートという幼馴染と知らない女生徒の不穏な会話が耳に入ってきた。


問い質すとハルトムートの家で全てを明かすと言うので行ってみれば…


そこには私の目の前に跪いたハルトムートと、彼の父親、そしてあの女生徒が居た。


驚いた私にハルトムートの父親が小さな虹色の玉を渡してきた。


その玉を見つめると玉は光を放ったと思ったら何と私の体内に吸い込まれていった。


そして…私は全てを思い出した。

私はここではない世界ユルゲンシュミットという所でフェルディナンド・ルトナ・アレキサンドリアとして生きた全てを。


私はアダルジーザ離宮という所で魔石になるために生まれた。その私を救い出しエーレンフェストの領主候補生としての生を授けてくれたのが私の唯一。全ての女神であるローゼマイン。


平民の生まれの彼女を無理矢理に家族から引き剥がし、貴族にしてしまった私に愛情を注ぎ家族にしてくれたかけがえのない存在。


何度も命を助けてくれてその度に私を大切だと言ってくれたたった1人の妻。


そんな記憶が蘇った。


幼少期は辛いだけで何度もう魔石になってしまいたいと思うくらいの人生だったがローゼマインと出会って星に結ばれてからの人生はとても穏やかで幸せな人生だった。家族も増え笑って暮らせるこんな人生を送れるなんてローゼマインが齎してくれたものだった。その生を終えて2人で手を繋ぎながら上った階。


彼女はまたしても私だけを想い私が得られなかった両親からの愛を授けたいと自分の不幸と引き換えに神に願い出たのだ。


しかし神もこれまでの無慈悲を顧みて不幸と引き換えなどにしないと言ってくれたのに…カーオサイファがその言葉を受けてしまった。


妻がカーオサイファの呪いを受けてそのまま転生してしまった時に私も神に願い出た。私に彼女の呪いを解かせてくださいと。


私は命の神エーヴィリーべに愛し子と思われていたようで命の神と土の女神が協力してくれると約束してくれた。


私の幼少期の幸せを保証するために時期が来るまで記憶を封印すると言う。そして私の眷属と妻の眷属に記憶を授けるのでそれまでは彼らが妻を影から支えるという。


そして私が記憶を取り戻したあと私の眷属と妻の眷属の記憶を呼び戻す力を持たせてくれるという。


この世界は妻が居た前前世とよく似た世界で人に魔力はないが悪意が霊力になって襲いかかることがある世界だという。


それに気をつけながらこの世界で幸せな人生を送るようにと神から言われた。眷属達は皆次があるのなら私達と共に有りたいと神に願っていたという。その願いをユルゲンシュミットの崩壊を救ったご褒美とすると言われた。


そんなやり取りまでを思い出し私は覚醒した。


そして、私の眷属であるユストクス、妻の眷属であるハルトムートとクラリッサに妻の眷属たちを呼び出すように言った。


そして今、私の前にマティアスとグレーティア、アンゲリカがいる。


と、ここまで。

  ※※※グレーティア※※※


私はグレーティア。今年セレブ学園高校へと進級した。


私は今生親に恵まれ裕福な家に生まれた。


何故、今生というのかというと、私にはどうやら前世が存在するらしい。


5歳の誕生日の夜に見た夢があまりにリアルだったから。


私の前世は魔力がある世界に生まれそこで中級貴族として生きたらしい。


どうもその世界での私は忌み嫌われる生まれで酷い幼少期を送った。しかしその世界の学校に入ってある少女を主としてから私の人生が激変した。


虐待を繰り返し受けていた義父母から逃れ苦手な男性から身を護ってもらったのだ。そんなどうしょうもない生活から救い上げてくれた主に忠誠を近い命をも預けていた。命を預けるに足る主だったのだ。


しかし、その主はとっても行動力があるのに誰よりも身体が弱くていつも命の危険に晒されていた。そんな主を私はずっと側で支えていた。それが殊の外幸せだったのだ。またあの様に幸せな気分を味わってみたいとずっと思っている。


今生は優しい両親に愛されて育っているのはとってもありがたい。けれど心の何処かが寂しくて仕方がない。そんな気持ちをずっと持て余している。


セレブ学園の小学部に入った時からとても違和感を感じていることがある。


同い年にとても頭の良い素晴らしく美麗な男子がいる。大病院をいくつも経営していて心臓外科の権威を父親に持つ皇室の流れをくむ家の御曹司冷泉フェルディナンド君。少し冷たい感じがするけれど本当は優しい人なんだよという主の声が聞こえるのだ。


はじめは自分がおかしくなったかと思ったのだがそうでもないようだ。主の声は聞こえるのに姿が思い出せない。


そして冷泉くんの横に主がいるはずなのにいるのはアドルフィーネさん。冷泉くんはそうでもないのだがアドルフィーネさんは妙に親しげなのだ。聞けば2人は幼馴染で高校に入る頃には婚約したと聞いた。しかし私には違和感しかない。彼の横に立つのはアドルフィーネさんではない。私の主のはずだと。


そんな事を思って過ごしていたある日同じクラスのハルトムートから招待を受けた。


あまり話したこともない相手なのだがこの招待は受けなければいけないと心が訴えてくる。


そしてハルトムートの家に行った。


と、ここまで。