現パロです18 | エミソナのブログ

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「本好きの下剋上」にハマっているのでそれ関連の事。

カウンセリングとかのことなど。

政治の理不尽さとか

などなど書いてます。

翌日フェルディナンドとマインはそれぞれに学校に行った。


フェルディナンドは放課後グンドルフの研究室に行くことになっている。


ユストクスと、ハルトムート、クラリッサ達はヴェローニカが連れ去られたことによる彼女の父親の動向や、残されたジルヴェスターの動向を探るために動き出した。


マインの方は箱根神社の周りに漂う黒い霧を取り除くべく神谷や、フラン、両親と話し合いを持とうと放課後に集まることとした。


先ずはユストクス達の調べとして不法ドラッグに関連して贈収賄で逮捕されたヴェローニカの父親は何とエグランティーヌの祖父である大企業クラッセンブルグの会長であるユルゲンシュミットでは前アウブクラッセンブルグであった者と繋がってエグランティーヌの父親である厚生労働大臣に働きかけ保釈されようとしていた。


政界の闇の帝王であるアウブダンケルフェルガーとは対立関係にあるアウブクラッセンブルグはこの件を利用してダンケルフェルガーに代わり闇の帝王の地位を手に入れようとしていた。


しかし、これを察知してユストクスがダンケルフェルガーに連絡を取り、事前に潰す事にしたのだ。


ユストクス達に任せて置けばヴェローニカの父親はすぐに失脚する。


ジルヴェスターは祖父が逮捕され母が消えたことで慌てて父親を探すもうまくいかない。父方の祖父を尋ねるも母の事はもう許すことはできないと言い切られてしまう。


ユストクスの父親の顧問弁護士により逃亡は罪が重くなるとしてこのまま出頭しなければ無期刑もあると言う。それに父親と祖父から離婚の手続きを初めてほしいと依頼されていると言う。


祖父は息子をヴェローニカと娶らせる時に無理やりだったためにもし何かヴェローニカが重大な問題を引き起こした時は離婚に応じると念書を書かせその時に離婚届にも署名させていた。


祖父にしても息子に無理強いをして結婚させて娘を守るためとはいえ息子を不幸にしてしまい、妻の心をも離れさせてしまったことに心を痛めていた。


こんな事が罪滅ぼしになるとは当時は考えていなかったがいつかヴェローニカは墓穴を掘るのではないかと漠然とした思いがあった。


そして今回ヴェローニカがセラディーナを殺害していたことと、不法ドラッグの作製に手を貸していたことなどもはや庇い立ても不可能な罪が暴かれたことでこの離婚届を実行することにしたのだ。


息子が毒を盛られていたことも腹正しくユストクスにより療養所に入所させたとの報告を受けて離婚届の話をすることにしたのだ。


祖父はこの事によりこの家の跡継ぎをジルヴェスターではなくフェルディナンドに変更させるべく顧問弁護士に指示を出した。


ヴェローニカの血を色濃く引くジルヴェスターはユルゲンシュミットデノン器を引き継いではいるがとにかく腹黒い。母親が父親に毒を持っていたことも勿論知っているし、母親がフェルディナンドに対して行ってきた数々の虐待も見て見ぬふり、母親の関心を引くためにわざと弟を虐めた事さえあるのだ。


父親は毒を盛られていたためにフェルディナンドに対して行われていたことは知らなかったが祖父は家に古くから居る使用人にフェルディナンドを守るように命じていた。そしてヴェローニカと、ジルヴェスターの行動を報告させていた。


そしてフェルディナンドが天才であることの報告を受けてからはユストクスにお前はフェルディナンドの顧問弁護士になりフェルディナンドの知的財産を守れと命じていた。


そのためにフェルディナンドが開発したアプリや、ゲームなどが莫大な利益を生みそれをラザファムが運用することで本家よりも資産家になることができたのだ。


古くから続く家をきちんと守っていけるのはジルヴェスターではなくフェルディナンドであることを祖父は見抜いていた。


しかし財産や、後継者にこだわるジルヴェスターを如何に排除するか?なのだが…少なくとも息子の血を引いていると思うと無碍なことも出来ない。


思案にくれていたのだが…


毒が抜けた息子から思いもかけない事を聞いたのだ。


ジルヴェスターはヴェローニカと結婚後すぐに出来た子供だがセラディーナの事が忘れられない息子は結婚後暫くヴェローニカと寝室を共にすることができなかったと。


ジルヴェスターが出来たとされる頃はまだ夫婦になってなかったと。セラディーナを忘れられないので夫婦として過ごした日もほんの僅かで妊娠もはっきり言ってびっくりしたと。そして生まれたジルヴェスターだがヴェローニカは月足らずで生まれたと主張した。


DNA鑑定をしてみる価値があるということを顧問弁護士から言われている。


祖父は鑑定をすることにして顧問弁護士に指示を出した。


もし、ジルヴェスターが息子の子供でなかったとしたらどうするか?


そしてジルヴェスターの真実の父親は誰なのか?を探るべく動き出した。


祖父としては自分が招いてしまった息子の悲劇と孫の悲劇をどうにかして償いたいと考えていた。先ずは息子を円満に離婚させること。しかしヴェローニカが逃亡してることが気になる。


息子は療養所にこのまま留めて自分が動かねばと思っていた。


ユストクスはジルヴェスターのことは大旦那様に任せていても大丈夫と判断した。


クラッセンブルグの動向も気になるので事務所の調査員を使い調べることにした。


そしてヴェローニカがカーオサイファや、穢れの化身の手足になるような憎悪を抱いたきっかけを大旦那様の調査から導き出した。


と、ここまで。