現パロ?転生?16 | エミソナのブログ

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   ※※※フェルディナンド※※※


昨日パウリーネの研究室に行った時に聞いたハルトムート達の会話。


一体呪いとはなんのことなのか?それにローゼマインの身体の事、そして僕の記憶とは…?


ハルトムートの家から車が差し向けられてそれに乗って彼の家に来た。


彼の父親は僕の父と親友だ。乳母だったリヒャルダの息子だ。父と同じ医学部に通っていたのだが大学時代に国内トップの医療機器メーカーの令嬢と結婚してその会社を継いだ。まぁやり手だ。


そんな事でハルトムートとはアドルフィーネよりも幼馴染と言っても過言ではない。


彼の母親は彼が中学に上がる頃に飛行機事故で亡くなった。


母親の弟は病弱な画家で会社の跡を継げなかった。だから代わりにハルトムートの父親が婿に入り跡を継いだ。そのため妻であるパウリーネは子供に恵まれなかった為にハルトムートの母親代わりになった。


あの飛行機事故からハルトムートとは疎遠になってしまったが高校になると同じクラスということもあるし、同じく医学部を目指すこともあり何かと話すようにはなっていた。


古文書の研究の話もしたのだが…そう言えばあの時妙にマインの事について聞かれたなぁ。これも今日の話に関係があるのか?


そう思っていたらハルトムートの家に着きユストクスおじさんの書斎に通された。


書斎に入ると…


なぜか、ユストクスおじさんとハルトムート、それに昨日初めて会ったクラリッサとか言う女生徒が両手を交差して跪いていた!


「お久しぶりでございます。フェルディナンド様」


  ※※※※ユストクス※※※※


私の書斎に入ってきたフェルディナンド様はとても驚いたようだった。まぁ私達が跪いていたのだから当然だが。


「お久しぶりでございます。フェルディナンド様」


「ユストクスおじさん!何をしているのですか!?」


「まぁ先ずはこちらの玉を握ってくれませんか?」


「これは…なんですか?」


虹色に輝いた小さな玉を私はフェルディナンド様の手のひらに乗せました。


すると…その玉は置いた瞬間になんと吸い込まれていった。


ゲドゥルリーヒ様から渡されたときはこのように虹色に輝いてはいなかったし、ただ記憶を戻す時にフェルディナンド様に渡せば良いと言われていただけだったのだが…まさか体内に取り込まれるとは…


吸い込まれた瞬間フェルディナンド様の身体が虹色に輝き出した!


わずか数分だったが……


立ったまま目を閉じていたフェルディナンド様が目をゆっくりと開くと…


そこには冷泉フェルディナンド君ではなくユルゲンシュミットのフェルディナンド・ルトナ・アレキサンドリアが居た。


「待たせたな。ユストクス。ハルトムート。クラリッサ。」


改めて私達3人は跪つき恭順を示した。


「それで、ローゼマインは呪いが解けていないのだな?」


「はい。」


「呪いの件は私に任せてよい。それよりも移植の件はどうなっている?」


「はい。一月後にフェルディナンド様のお父上の執刀で行われることが決まっています。しかしローゼマイン様の同意が得られていないのです。そして…ローゼマイン様の母君の再婚相手であるディートリンデの父親から横槍が入っています。」


「どういうことだ?」


「ローゼマイン様の母君に横恋慕していたあの者はローゼマイン様の父君を恨んでいて父君の血を引く者をことごとく葬ってきました。ローゼマイン様の父君の実家を没落に追い込んだだけでなく父君の弟までも亡き者にしようとしましたが私が保護しました。そして今回の移植なのですがローゼマイン様は本来移植順位2位でした。しかし1位の方が米国での移植に旅立った為に2位のローゼマイン様が繰り上がった。しかし今回ローゼマイン様の同意が至急されない場合その権利が次に行くことになっております。その様にゴリ押ししたのがあの者のようです。それにはアドルフィーネ様の父君も絡んでいるとの報告が上がっております。」


「何?アドルフィーネの家が絡んでいるのか?」


「はい。アドルフィーネ様のお家はローゼマイン様の母君のご実家の本家であります。母君は駆け落ちしたことで勘当されていますが正当な跡継ぎ。ローゼマイン様の父君とのお家とは昔から対立する家系です。その血を引くローゼマイン様を認めたくない本家が移植を阻もうとするディートリンデの父親と手を組んだということです。」


「私からも報告が…アドルフィーネ様のお家ですが分家であるローゼマイン様の母君のご実家に多額の借金があります。ローゼマイン様の母君がこのまま家に戻らずローゼマイン様も亡くなれば必然的に跡継ぎがアドルフィーネ様になることが決まっています。フェルディナンド様との婚約が本決まりになれば跡継ぎにならなくても良いのですが…フェルディナンド様の父君がアドルフィーネ様のお家事情を掴んでまして婚約の打診をずっと断っているのです。」


と、ハルトムートが報告した。


「ほぅ…そんな事が裏であったか…」


「それからフェルディナンド様への婚約の打診ですが厚生労働大臣のダンケルフェルガー家から長女のマグダレーナ様との申し入れがあるようです。こちらはフェルディナンド様の父君が乗り気になっておいでですが母君のセラディーナ様が息子には愛する人と結婚させると拒んでいるとか。」


「マグダレーナ?あやつは確か私より2つほど年上で今は高校3年ではないか!」


「そのようですね。しかし厚生労働大臣は巨大病院である冷泉家を手中に収めたいようですね。」


「勝手な事を…で、取り敢えずは恙無くローゼマインの移植を敢行しなければならないな。ディートリンデの父親とアドルフィーネの家のことはユストクスに任せても良いか?」


「はっ!こちらは上手くやりますのでローゼマイン様の説得をお願いします。」


「あぁ。クラリッサそれでローゼマインの護衛はどうなっている?」


「常はわたくしが側についていますが…後は記憶が朧気なマティアスが協力してくれています。それから…庶民クラスにルッツとトゥーリがおります。後は記憶は持っていないようなのですがアンゲリカが同じクラスにおります。」


「そう言えば…ハルトムート!グレーティアが我らと同じクラスにいたな?」


「はい。しかし記憶はございません。」


「では、アンゲリカとグレーティア、マティアスを明日呼び出してくれ。この家で良いな?」


「?フェルディナンド様一体何を…」


「記憶を呼び起こす。」


「えっ!?玉はもうなくなりましたが…」


「まぁ見ておれ…」


と、ここまで。