ここまで、ヲシテ文字1字1字の意味について述べてきましたが、今回は1字1字が組み合わさることで作られる言霊の発展形について、自分の妄想を述べさせてもらいます。
※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。
言霊の文法の第一は、同一存在において、主語が上から順に一人称的事柄、二人称的事柄、三人称的事柄と移ってゆくということです。
具体的には、あなたは、あなた自身を通して、あなたの数多の部分を生きるというものです。
たとえば、「あああ」は、なにものかを生きるあなたは、なにものかを生きるあなた自身を通して、なにものかを生きるあらゆるあなたであるものを生きる、という感じになります。
第二には、異なる存在において、主語が影響を与えるもの、影響を与えられるもの、そして影響を与えられるものから、さらに影響を与えられるものというように移ってゆくことです。
基本形は、天・人・地で、天はあなたを生きることを通して地を生きるというものです。
具体的に、「あああ」は、なにものかを生きる天は、なにものかを生きるあなたを通して、なにものかを生きる処のものに地を統べるという感じになります。
他には、基本形から切り取る形で、天・地、人・地があります。
次回から、いよいよ言霊の海に飛び込んでみたいと思います。
既刊
実践形而上学命題詩集「不可知の雲」エミシヲ著
上巻(ペーパーバック版2700円、税込2970円、送料別、電子書籍版1000円)
下巻(ペーパーバック版2700円、税込2970円、送料別、電子書籍版1000円)
実践形而上学命題詩集 不可知の雲 上下巻 エミシヲ著
(ぺーバーバック版、Kindle版)の目次をご覧になりたい方はこちらのブログ記事をご覧ください。