第10節 あらかじめ唯一のものだけから生きられている | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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 小説「あらかじめなる女」(仮題)の第10節のテーマは、「あらかじめ唯一のものから生きられている」です。


 前節では、「あなたは一なるものに生きられている」として、あなたがどのように生きられるかを書きました。



 第10節は、「あなた」を生かせているものについて述べることになります。



 小説の主人公の「あなた」に、サイトの相手は語りかけます。



 「ぼくは、自分が、真実、自分自身を確かに生きているだろうかと思うことがある。



 もしかしたら、自分を生きていると思い込まされてるのではないかと。



 あなたはどうだろうか。」



 自分がこれまで信じていたものは、そのように信じ込まされていることなのだ。



 「でも、ただ一つ自分自身を自分の存在の根底から支えるものがある。それは、存在の根底の愛だ。」



 あなたは、その言葉に触発されて、自分自身の存在の根底について考え、ただそれのみを真実のものとして生きようと思った。


 いっさいのものを捨てよう。そして、ただ、存在の根底であるものにのみ従って生きようと。




※中世の神学者アベラルドゥスは、神の意思の中にだけ普遍はあり、それ以外に普遍であるものは存在しない、と説いた。




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