現代の働く女性は、仕事もして、恋愛もして、休日は趣味の時間も持って、みたいな「恋も仕事も」は当たり前なイメージがあると思うんだけど、
わたしにとっての恋愛は、決して生活にハリとか潤いを与えるようなものではなく、ただただ、苦しくて、苦しくて、好きで好きで仕方なくて、っていう苦行のようなものだ。
好きな人とのセックスは、わたしから自由を奪う。
声とか言葉とか感触とか快感が何日も自分の身体にまとわりついて思考を停止させる。
何度も何度も思い出して、記憶を貪って、欲して、満たされなくて、食べ物の味がわからなくなり、日常生活を円滑に進めるための業務とかがどうでもいいことに思え、現実的な目標を忘れる。
毎日見ていた景色が、急に全然違って見える。そんな暴力的で人を簡単に廃人のようにしてしまうものが、わたしにとっての恋愛や、セックスだ。
仕事とか、趣味とか、そうゆうことと並列で並べられるようなものじゃない。
ただ、二十代前半にわたしが学んだことは、
相手の男性を含め、
誰も私が廃人になることを望んではいない、ということ。
男というのは、あなた以外の何もいらないって泣き叫んじゃうようなズブズブな女には、簡単に飽きてしまう。
あなたがそうさせたのに、望んでないなんて。残酷だ。
女は、常にあなたに夢中じゃないフリをして余裕を演出しなければならない。余裕のない女は男を欲情させられない。
社会も、愛する人も、誰も私が恋に狂うことを望んでいない。
それが恋愛の最も難しくて、矛盾に満ちたところだと思う。
なんで神様は恋愛の仕組みをそんな風に作っちゃったんでしょうか。
なんていうか、圧倒的に、女が苦しむように出来てると思うなぁ。