流れてきたSNSのタイムラインで「本日午後より一般発売開始」の文字を目にして、速攻でチケットをポチッとした「大空ゆうひ YUHI OZORA Live 2023 in Billboard Live」。
舞台以外に時々ライブハウスで歌われていることは、なーーーーんとなく知っていて「いつか・・・行ってみたい」と淡い願望を持っていました。でもポチッとした瞬間「なぜ今なんだ?」「私的にはとんでもないスケジュールなのに???」「ハリポタ遠征の翌日なのに?????」と思いました(苦笑)。
現役時代の大空祐飛さん(←あえて現役時の表記)といえば、歌はあれれ・・・(汗)だったし、技量面でのみ考えると「なんでこの方トップなの?」と懐疑的な面があったかと思う。
でもリーダーとして論理的にチームを引っ張る力と、男役としての美しさ(スタイルだけでなく、衣装の着こなしなど、etc)は、突出した魅力を感じたトップさんでした。
クールで笑わない人? と思えば、「ふふっ」とした時の表情が子供のように可愛らしく、ある時一瞬にしてときめきの沼に堕ちたように魅せられました。
(噂では本来退団作品の予定だったと言われている)『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』のショー『NICE GUY!!』でNHKのドラマ『坂の上の雲』の楽曲「stand alone」が使われたシーンは今でも時々頭に浮かぶほどです。
↓↓この曲ね・・・
『仮面のロマネスク』も好きだった・・・・。
退団公演の『華やかなりし日々/クライマックス』もはまった・・・・。
(暁千星さんはじめ98期生の初舞台公演だったって、ぴよぴよさん達がスターだもん、年月が経ってるのを改めて感じます)
そんな大空ゆうひさんが、大阪屈指ともいえるビルボード大阪でライブ!
どんな内容なのか、何も知らないままに出かけましたが、大空ゆうひの魂のこもった歌に心が熱くなりました。
選曲もバラエティーで松田聖子さんのカバー曲(「SWEET MEMORIES」「瑠璃色の地球」)は聖子ちゃんが歌うのとは、まったく別の曲みたい、良い意味で大空さんだからこんなふうに歌えるのね・・・と感じました。
ピアソラの曲が何曲か、研ナオコさんの「かもめはかもめ」(これ、楽曲提供は中島みゆきさんなんですね)、大空さんのオリジナル楽曲もあったかな? ちゃんと思い出せない・・・。
でも、1時間20分間、ほんのすこーーーーしMCでおしゃべりもありましたが、たーーーくさん歌ってくださいました。
がつーーーんと魂を込めて歌い、合間にくしゅっとかわいい笑顔を見せる大空さんに現役時代に「美しい」と感じたのと同じものを感じることができました。
大空さんといえば、かなり活字を読まれていると聞いたことがありますが、歌詞の読解力が深いんだろうな・・・。
私はといえば、歌詞があまり聞こえなくて、メロディーとハーモニー重視で歌を聞いてしまうことが多いのに(だからインストルメント曲の方が好み)、この日は歌詞の意味がずしんと伝わってきましたもん。
小さなライブハウスから、結構キャパのひろーーーいライブハウスまで、音楽漬け状態で通っていたことがありますが、ビルボード大阪をピアノ1台とデュオのようにして空気をビシッとするのは難易度は高いはず。
自称「都内在庫の職業ピアニスト。」とSNSでおっしゃっている、ピアノ伴奏の小泉たかしさんも、かなりな腕前の方ですね。
また二人の息もピタッとあっていて、それが心地よかったーーーー。
こんなピアニストに出会えた大空さんも幸運かな。(結構、伴奏者に左右されますから・・・)
さてライブハウスといえば、入場チケット購入はもちろんのことながら、そのライブハウスごとに「ワンフード+ワンドリンク」もしくは「ツードリンク」の注文が義務?づけられているところが多いです。
ビルボードは以前、現役時代の北翔海莉さんのライブで行ったはずなのに、どういうシステムだったかわからない・・・。
えーーーっと悩んで、チケット購入時に「ローストビーフバーガー」を頼んでおきました。(あとで知ったのは、料理は充実していてコース料理に近いものも注文できたようでしたが、まぁ、お一人様でしたしね、気軽に小腹に収められたのでバーガーは正解でしたが)
写真がそのバーガー(^^)
いやーーーーー、耳もハートもお腹も満たされた大空さんのライブでした。
(はじめてライブハウスに行った時、クラシックのコンサートではありえない「飲食して音楽を聴く」システムに馴染めなかったけど・・・今やすっかり馴染んでます)