7月10日に帰省して一旦帰宅。
そして20日からふたたび帰省して昨日、家に帰ってきました。
帰省の理由は、先般のブログに書いた叔母の他界に伴う事務手続きをするためでした。
一度目の帰省後は家事と仕事がたまっていて、さらに次の帰省予定をたてて新幹線やホテルの予約・・・・と容量不足気味なHDD搭載の頭をフルに動かしていたので、ブログを書くのはもちろん、みなさんの記事を拝読するのも多難(涙)。
でも・・・・誰かにつぶやいてみたくなって(ごめんなさい)、PCに向かっています。
(あっ、帰省するのにホテルを予約したのは、父,そして叔母の実家である家はあるものの、長年主人なき空き家状態で電気、ガス、水道をとめているから・・・)
今回は福岡にも会わないといけない人、すませないといけない要件があり、アポの前日20日に福岡入り。
(この予定を決めた時に「あれ?『ガイズアンドドールズ』が博多座で上演中やん、チケあるかな?という思考が働いてしまいました。すぐにサイトをみたらなかった・・・って、当たり前ですけどね。いや、あったとして観に行ったらぶったおれるわ・・・とも言える。そしてネットを除く時間がなくて、今日になって公演が中止になっていたことを知りました。「oh my God!」と言うしかありません・・・)
翌日の午前中にアポをとっていた方とお目にかかり、午後からは役所まわりをして、福岡から2時間バスにのって帰省先へたどりつき、その翌日は叔母がお世話になっていた施設へ荷物を引き取りに。
コロナの影響で面会はもちろん、中への立ち入りができなかったので荷物の量を把握していませんでしたが、その多さに唖然としました。
使える物は使っていただけませんか?と施設にお願いし、受け取っていただきましたが、そんなのはごくわずかで、事前に電話で頼んでいた業者さんへ引き取っていただき、私は紙袋に写真や小さな愛用品のみをいれて施設をあとにしました。
冷たいやつだと言われても、時間もパワーもないのでごめん!と言うしかない。
人ひとりがなくなるというのは、今、この世に生きている人間(私ですね)は、ひたすら目の前にある「やらなければいけない事」を淡々とこなしていくだけで、時折ふと頭に浮かぶ思い出に浸っている時間はありません。いや、浸っていたら逆に何もできなくなるでしょうね〜。
あとひとつ残った事務処理は、全国どこの市町村でもできると知り、地元ですませることにして、昨夜はバス2時間+新幹線3時間ちょっと(乗り継ぎがすんなりできないので、移動だけで6時間以上はかかります)で家へ帰ってきました。(うーーーん、家はいい!)
でも・・・
独り身になっていた叔母は自筆遺言書を残していて、その開封の手続きとか、あれやこれや・・・まだまだ前途多難な事柄をこなしていかなければなりませんぬ。
(その自筆遺言書があることが、とんでもなくこれからの手続きを多難にしています。それでも法律的には相続人代表に当たるのが私なので、その責務はまっとうしなくてはいけない・・・。なので「えっ?」とか「なんで?」とか、ちょっと愚痴りたくなるんですね。あーーーーっ、そんな自分が嫌になりそうですが、責務は真っ当します!←宣言?)
自分の終活を考え始めたお年頃の私ですが、生きている人が時間と労力をかけずにすむ(要するに迷惑をできるかぎりかけないですむ)終活が自分にできるだろうか???
いろいろ考えたら、昨夜は疲れているのに、なかなか寝つけませんでした。
でもね、でもね、今日は星組さんの『めぐり会いは再び next generation』をライブ配信でようやく観ることができました!
楽しかったーーーーー!!
『めぐり会いは再び』は小柳奈穂子先生の大劇場デビュー作だったのですよね。
少し前にスカステで観て、観ているだけで楽しくなるこういう作品っていいなぁ・・・と思いました。
1stの出演者は今はほとんど退団されていますが、今日付で退団される天寿光希さん、音波みのりさん、そして役こそ変わったもの元組長の万里柚美さんは1st、2nd、と今作と通してご出演。
(もちろん今やトップスターの礼真琴さんをはじめ3作出演された星組生はいらっしゃいますけど、主だったところは・・・ね。そして・・・私的な感想ながら2ndでルーチェとして登場した礼真琴さんが、まだふっくらとして男役の凛々しさは感じなかったのに、今や濃厚な男役の香りたっぷりに!)
3作とおして観る楽しみもあり、1作品としてもじゅうぶんに面白いし、昨今の社会事情の中ではストーリと伏線を追うのに四苦八苦するよりは、ほんわか心があったかになりたい私は、単純に楽しめて嬉しかったです。
なによりも星組さんが東京公演を完走されたことは、TVの向こう側にいるこっちゃん(礼真琴さん)が言葉を選びながら発する一言一言に、どんなに嬉しかったか、どんなに大変なことだったかが伝わってきました。
星組さん、完走おめでとうございます。
そして卒業生のみなさんもご卒業おめでとうございます。
社会事情もたいへんで、個人的にもちょっとくたびれていて、大劇場にも半年も行けてない私は(この15年ぐらい、そんなことはなかった)、配信といえど幸せのエネルギーをいただくことができました。