【雑文】この数日の出来事、そして花組ライブ配信 | You and the Revue and the Musical

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今日(12日)は九州の施設に長らくお世話になっていた、叔母の葬儀でした。

 

1年ぐらい前に食事がとれなくなっていつ何があってもおかしくないと連絡をもらったものの、再びしっかり食事をとりはじめ、それなりに元気にすごしているのだと思っていましたが(なにせコロナ渦で面会ができませんでした)、身内は私だけしかいないので、いざとなれば喪主を引き受けなくてはならいために、当時から心の準備はしていました。

 

まぁ、それだけならまだしも叔母は若い頃から敬虔なクリスチャン!

 

小さかった頃可愛がってもらったこと、私が大変な時に助けてもらったこと、力を貸してもらったこと・・・、それを思うと彼女はなんとしてもカトリックで送るべきじゃないだろうか・・・ということで、ここからたくさんのハードルがありました。日本は熱心ではなくとも、とりあえず仏教で送るのが当たり前の風潮がありますから、葬儀社さんもあまり詳しく合いのが現状で(汗)。

 

そんなハードルはネットを駆使で調べたり、出会った方達のおかげでクリアして、彼女の生まれ故郷にあるカトリック教会でお通夜、葬儀を神父様にとりおこなっていただき、その教会にある納骨堂に納骨まですませることができました。(昨年彼女が体調を壊した時に判明したのですが、叔母自身が納骨堂を購入していたのでした、離れていたので知らないことが多すぎて困った・・・)

 

さまざまな出会い、そして私の意向をきちんと聞いては的確なアドバイスをくださった神父様、また葬儀社さんもカトリックには慣れていないものの、気さくに話を聞いてくださり「そこはそうですね・・・」とか「そこは喪主様のご希望通りになさったらいいですよ」と言ってくださって、すべてをすんなり進められたこと、本当に感謝しかありません。

うーーーん、叔母の日頃のおこないがよかったのかなぁ?

 

今は寂しい、悲しいという感情よりも、とにかく叔母の意向を汲み取って見送ることができたという安堵だけがあります。
(あっ、でも人が亡くなると様々な事務手続きがありますが、遠方に住んでいる私には「2週間以内にすませてください」はタイトスケジュールすぎるーーーー。それに手続に必要なモノが今どこにあるのかさえ把握できていない)

叔母よりもずいぶん早くに天に召された彼女の夫も経験なカトリック信者だったので、今頃はきっと二人で仲良くしていることでしょう。

 

・・・とここまではこの数日の私の出来事でした。

 

7月10日に危険な状態という連絡をもらった時には、あらかじめいつでも荷物をパッキングできるように用意はしていたものの、「えっ、洗濯機まわしてるのに」とか「留守中の猫の世話を頼まないと」とか・・・、家を出るまでにバタバタ。

iPhoneとかウォッチの充電器などの必需品も用意していたはずかついたら、電源アダプターだけでケーブルを忘れたり、冠婚葬祭用のバッグも持っていったのに、使おうとしたら持ち手がとれた・・・(←思わず一人で笑ってしまいましたよ)

これだけではなくいろいろアクシデントがありました。そうなのようね、こういう時に限ってあるあるなんだなぁ(苦笑)。

 

10日の選挙はこういうこともあろうかと期日前投票にいっていました。

 

でも先般星組さんはリアル観劇も叶わず、配信の日は私自身が入院中。花組は観たかったけれど、叔母がいつ急変するかわからずチケットをとっていなかったので、配信をとても楽しみにしていましたが、かないませんでした(涙)。

はぁーーーー、大切なおばのことをちゃんと送ってあげることとヅカを天秤にかけるつもりはありませんが、すこし悲しい。


(リストが若かりし頃には華やかな日々を送り、老いて「巡礼の年」を作曲するに至った経緯がどう描かれているのか、興味深かったので東京千秋楽こそは配信を観たい!!)

 

九州へ移動した日、宙組の友会先行抽選も締切日。朝からずっとバタバタして忘れかけていましたが、夜日付が変わる頃に思いあしました。多分11時50分頃。

「そうだ!今なら申し込み間に合う!」と申し込みをしておきました。(当たってくれーーーー!!)

 

今日の夕方、一連のことが落ち着いて数日ぶりにゆっくりと公式サイトを観て・・・・

 

「えーーーーっ」を思わず声が出てしまいました。

留依蒔世さんの退団発表! 他にも4名の対談者がいらっしゃいますが、留依蒔世さんの『ネバーセイ』での女役での歌のうまさや存在感に圧倒され、「何でもできる、歌える、あーちゃん(留依蒔世さん)の今後に期待していただけに驚きしかありません。

(宙組息子?の退団はなーーーーーーんとなく、ひょっとしたら?と思ったので、発表を見て「そうなんだ・・・」と思ったのですが)

私が印象に深く残っているのは専科公演『パパ・アイ・ラブ・ユー』で地毛をモヒカン狩りにしての体当たり演技。他にもあーちゃんの歌あってこその作品が今、頭の中を巡っています。

 

(そうそう、新人公演時代もよく観ていたなぁ、舞台人としての安定感があったことも思い出されます)

 


今日はいつになく「人生ってなに?」とか考えてます。

だれーーーーっとすごしても、好きな道にとことんエネルギーを費やす日々を送っても、人生は一度きり。(これは平等。二度目はありません)
いずれ肉体は滅んで、魂は・・・(私にはわかりませんが)
そしてどんな人生にするのかは、その人自身なんだ・・・

 

卒業される生徒さんもご自身で考えぬいてのご決断でしょう。

一度きりしかない人生の「青春」という部分は宝塚に捧げてすごしてこられたんだから。

卒業公演は舞台を思いっきり楽しんで、そしてご自身の人生の次のステップへと歩んでいってほしいなぁ・・・と思います。

だから・・・1枚当ててよね、チケット>友の会様