↑↑ この記事を読んでいて、最近の宝塚大劇場のスタッフさん達のスキルの高さを改めて思い出していました。
今年、やや体調崩し気味で新人公演を観劇した時のこと。
そういう時に限って花道近くの前方席で「うーーーん、ちょっとこのまま座っていて大丈夫?」と思い、暗転の間に座席を抜け出し、ロビーへ必死の思いで出ました。
いや、新人公演だしね、芝居の邪魔になったらいかんしね・・・なんだかそんな風に思ったもので。
でも、すぐに案内ホタル嬢が気づいてロビーでへたり込んでいる私に声をかけてくれて、おしぼりだ保冷剤だの持って来てくれて、「大丈夫です、ちょっと休めば」と恐縮していましたが、それとなく気遣ってくれました。(感謝!)
お席に戻るときは声をかけてください、と言ってくださいましたが、結局モニタールームのような所で観劇させてもらうことに。
ただの夏バテだったのですが(汗)、無理のない範囲で楽しんでください・・・そんな気持ちが伝わって来ました。
もう何年も前・・・
怪我をして入院中の知り合いの若い子を車椅子で観劇に連れて行ったこともありました。
外出許可を取って、気分転換してほしいな・・・そう思って誘ったものの、車椅子の扱いもなれない私が付き添ったので、さてさてこういう時はどうしよう?と思うことも多々。
「幕間はお手洗いに行かれますか?」「行かれる時は声をかけてくださいね」
こちらからたずねにくい事も聞いてくれて助かりました。
おかげで知人は気晴らしができたととても喜んでくれました。
ニュースになった記事のように命に関わるレベルではありませんが、対応がスマートなのが今の宝塚大劇場だと思っています。
(まぁ、たまに対応考えたら???は全くないではないです、OGさんや現役生徒さんが観劇する時は、ある程度暴走するファンをなんとかして・・・とか ^^;)
サービス産業生産性協議会の業種別の顧客満足度、エンターテイメント部門の一位は2016年、2017年と2年連続で「宝塚歌劇団」だった事、納得!です。