昨日、9月1日は宝塚初のレビュー『モン・パリ』が上演されたのが昭和2年の9月1日だとかでレビュー記念日でした。
通常公演終了後に一度降りた緞帳が再び上がり、宙組組長・寿つかささんのご挨拶の後に、宙組生全員で「レビュー賛歌」を斉唱。
途中、トップスター朝夏まなとさんが数小節をソロで歌われました。
作詞は失念、作曲は宝塚が誇る作曲家・寺田 瀧雄氏。
歌詞の中に「昭和2年」という部分がありましたが、昭和2年って私ですら「うちの両親が生まれる前だ・・・」と思ったのですが、今の生徒さんにしたらどういう感覚なのでしょう???
なんて思いつつ聞き入っていました。
そして、そして・・・
終盤には多数の生徒さんが銀橋を上手から下手への通ってくださいました(^^)
キャッ! 嬉しい演出です。
最後には、まぁ様の「本日はご観劇いただきありがとうございました」のご挨拶もあり。
話が外れますが・・・
銀橋というのは、一種独特な意味を持つ存在だと思っています。
今でこそ、銀橋を劇中、ショーを問わず使う演出が多いですが、私が第一次ファン時代を過ごした頃は「トップさんのみが使う特別な存在」というイメージがありました。
今でもやはりトップさん、路線スターさんが立つ所と思っても良いかもしれません。
私が宙組息子?と呼んで応援している生徒さんと出会った時に(オフでした)、「次の公演は芝居の幕あきでトップさんと一緒に銀橋を渡るんです」と嬉しそうに話してくれました。
「そうなの、面白そうね。じゃぁ、初日を観に行こうかしら」
と答えて、普段絶対に観ない初日を観劇しに行ったことが、彼女を応援し始めたきっかけです。
それ以降・・・
う〜ん・・・
銀橋に出ること・・・
それほど多くはないかなぁ?
特にショーは、どうだっけ?
だったので、歌いながら銀橋を渡る息子?にPTAは嬉しくなってしまいました。
記念のステッカーをいただいたり、なんだか通常公演よりお得な気分のレビュー記念日でした。
お芝居『神々の土地』は朝夏まなとさんのみならず、ガヤ芝居の生徒さんまで、脚本にはない「その人の人生」が見えてくるような気さえする作品です。
リピで観劇していますが、それぞれ日々違う一面が見えてきます。
時代も国も違えど、人はいずれ大地に還っていくんだ・・・などのメッセージ性も強く感じています。
貴重な、特別な日の観劇で充実した一日を過ごせました。
しかし・・・
帰宅して夕食後には爆睡。
あぁ、生協さんの注文を忘れた・・・(--; 困ったわ。