明日は母の命日だということをすっかり失念仕掛けていた、親不孝な娘です。
亡くなって40年以上の年月が経つと、彼女を知る人もいなくなり、彼女のことを共に語る人もなし・・・、それが寂しいと思うことが増えてきました。
命日とて、日帰りでお墓に参れる距離でなく、時間を作って帰省したところで、これまた迎えてくれる人もなし。
もう子供心にいやだーーーーーと思うほど『ローマの休日』の映画鑑賞がある度に連れ出され(ビデオは当然なかったし)、若い頃はオードリーそっくりのフレアスカートを履き、べスパに乗った真似をして写真を撮っているほど、オードリーが好きだったらしい。
少し前までは、彼女の若かりし日をそんな風に語ってくれる人も居たんだけれど・・・。
誰にも語る術がないので、ここで独り言をつぶやかせていただきました。
さて何をすれば喜んでくれるのだろう?
お花を買ってこようか? と思えど、何の花が好きかすら忘れてしまったし、好きな食べ物って何だったのかすら、思い出せなくなってしまいました。