【観劇】スカーレット・ピンパーネル | You and the Revue and the Musical

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外部版の『スカーレット・ピンパーネル』を観劇してきました。

宝塚で上演された作品を外部で上演といえば、ほとんど小池先生の潤色・演出のような気がしますが、今回は全く関係なし。

一体どういう『スカピン』になっているのか、あまり情報を得ないままの観劇でした。

とはいえ、『スカピン』のストーリーは熟知しているし(小説→柴田先生脚本・演出『紅はこべ』から好き→2008年星組『スカピン』どっぷり見た)、作品を味わい、出演者のエネルギーに触れることができたと思います。


ブロードウェイ版に近いのかもしれませんが、これはこれで成功!素晴らしかったです。

 

まず安蘭けいさんのドレス姿が美しい(冒頭のコメでイーフランセーズの衣装はちょっと可愛すぎ???)、歌はますます磨きがかかっています。それに剣を両手に立ち回りする場面があるので、「これは元宝塚男役じゃないとできないよね」なんて凛々しい姿もマルグリットの芯の強さともつながりハンサムでした。

フランス語でキリッと歌う場面も聴きごたえあり、この人はどこまで進化するのだろうとも思いました。

石丸幹二さんは本当に「良い声」でしかも説得力のある歌を歌われますね。間抜けなパーシーを装いつつ、実はヒーロー、スカーレット・ピンパーネルだった!という頼もしさをとても感じられるパーシーでした。

 

他のピンパーネル団の皆さん、ショーブラン、ロベスピエールもスタイルの良いなかなかイケメンな皆さんで、外部のミュージカルもたまには観るべしですね。

 

楽曲がどうなっているのか? は気がかりな点でしたが、ロベスピエールが2幕冒頭で新曲を一曲堂々と披露する場もありながら、宝塚オリジナル「ひとかけらの勇気」(大好きな曲です)や耳になじみのある曲が多数使われていました。ただし、歌詞は違うのですが。

 

今日は石丸幹二さんファンの友人に連れて行ってもらった形で、3列目で観劇することができました。オケボックスが目のまえだーーーーッ!と喜び方のベクトルがちょっと外れている私ですが、梅芸のオケピはいわば仮設置みたいなものだから? 音が客席へ素直に流れてこないのです(涙)。

宝塚だったら間違いなく心地いい生音が流れるはずなのに・・・とそれがストレスになるなんて、自分でも笑えてきました(爆)。

 

ダダ・・・っと思いつくままに書きましたが、しばらく私の頭の中は『スカピン祭り』かもしれません。