【宝塚】宙組・『エリザベート】 メモ書き その3 | You and the Revue and the Musical

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先週は大好きな二階席の1列目、しかもA席(昔S席だった端っこ)で観てまいりました。
二階だとホリゾントの奥まで観えて舞台の全体像がとらえられやすいので、作品として観るには良いですね。
(強いて言えばセンターだと最高!ってところですが、席種も違うしそんな贅沢は言えませぬ)

私はなぜにこの宙組公演で『エリザ』という作品に惹かれたのだろうか?
その世界感に素直に入り込めたかどうか? なんて「何故」は考えなくても良い、分析なんか必要はない・・・と思いつつも、ちょっと考えてみました。

初演当時から観ている知人が「あっさりしすぎ」「もっとこう言うシーンはヌメッとした感じじゃないと・・・」なんて言うので、逆に私には「あっさり」感が心地よかったのかな?
それで非現実感が増したのかな? という結論に達してしまいました(^^;

ツンデレ的にトートの誘いをはねのけるシシィ、それに傷ついてもなお彼女の愛を得ることを諦められないトート、その二人の心情があまりにも重すぎると私の場合どうやら「しんどい」と感じてしまうのかもしれません。

おかしな話ですが・・・
昨年、宙組の全ツ@梅芸初日でショー『シトラスの風III』での「明日へのエナジー」を観た時に何か強烈な魂を感じて帰宅後に熱を出してしまいました(笑)
子供じゃないのに知恵熱か?(爆)
夢の中にもショーのワンシーンが鮮烈に出てきそうな感じでした。(本当に夢に見たわけじゃないですが)
それと同じような感覚で、今回の『エリザ』は初日を観た後に寝込みそうでした(笑)。
あれこれ・・・と時間に追われていたので10日あまりを乗り切りましたが、今になって熱が出そうになっています。

でもようやくエリザがミュージカル界で支持される作品であることを自分自身で右脳、左脳ともに理解の境地に達することができたと思います。

今日で桜木みなとさんルドルフは千秋楽ですね。ずんちゃんの成長をとても感じた公演でした。これから役替わりもまた色の違うルドルフで芝居が変わるかもしれませんね。
どんなカラーになるのか? 楽しみなものです。