11/9 時代祭りの日が雨だったので ちょっと見所にかけたかなと思い 一時間かけて来てくれた友人を足袋とくらしの博物館へ案内した。 ここは、大正時代後半に建てられた足袋工場を改装・整備し博物館にしたらしい。
![photo:01](https://stat.ameba.jp/user_images/20141110/12/eminoherb/f5/de/j/o0480064013124892586.jpg?caw=800)
行田市は、江戸時代より足袋つくりが盛んで 昭和13年には200社の足袋商店が操業し 全国の80%のシェアを生産する日本一の足袋の街でした。 親戚も足袋工場をやっていたし 友人の家でも工場や下請けで足袋を作っていた。
なんと!ちーちゃんのお母さんも コハゼ付けの足袋職人だったそうだ。 知らなかった! ここの職人さんと「そこの岡田さんで働いていたんです。」「岡田さん所は、福助さんだ」「コハゼはそれぞれ足袋屋さんごとに違い、ここにセットしてミシンを往復するんだよ」と色々教えて頂いた。 小さい頃、コハゼで遊んでいたんだって。 一番手前にあるのがコハゼ用ミシン。
![足袋](https://emoji.ameba.jp/img/user/em/eminoherb/4512117.gif)
足袋ラベルから2点。 お姫様のような品のある女性が茶摘みスタイルをしているぞ。 ぶどうの葉っぱに囲まれているけど 名称は全てに関係ない「八光足袋」 ここまでぶどう柄にこだわったのは何故?
![photo:13](https://stat.ameba.jp/user_images/20141110/12/eminoherb/6b/c0/j/o0480036013124894054.jpg?caw=800)
あの頃は、野良犬が多くてよく追いかけられたw どの工場も、夏場は戸も窓も全開で 町中からミシンの音が聞こえ 夕方になると灯油でお風呂を沸かす匂いがしていた。 下の少女のように どこの家でもひょいと覗け入れた。 鍵なんぞかけたことなかったもんなぁ
![photo:14](https://stat.ameba.jp/user_images/20141110/12/eminoherb/6b/ee/j/o0480054913124894020.jpg?caw=800)
コール天ってわかるかな? トコロ天の仲間ではなく 特に鬼とも関係がないけど 多分赤いコール天を使った足袋が暖かく斬新だったんだろうな。 コール天=コールテン=コーディロイ=ベッチン=ベルベット生地だと思う。
二人して、子供の頃にタイムスリップした足袋とくらしの博物館でした。 やっぱり同じ街で生まれ育った友人とは話が弾むわ~ 1階に戻ると 尊敬するさかなクンのサインがありました。 ジーと眺めていたら 職人さんが「ロケで来られたのですが TVカメラが回っている間だけあんな感じなのかと思ったら 普段からあのテンションのままでした」との事。 さすが!さかなクン どこで見ても心のこもったサインを残されています。 魚の知識もさる事ながら絵の上手さ 謙虚な態度が大好きです。
![足袋](https://emoji.ameba.jp/img/user/em/eminoherb/4512117.gif)
埼玉県行田市行田1-2
開館日 土曜・日曜
入館料 200円(小学生100円)
iPhoneからの投稿