Good dayStellaです。
旅路の途中の続編?という名の脱線です。
前回、
実はとても優しかったパートナーの手を振りほどいて、、
満たされない自分の心に苛まれ、疲れ果てる、、ということを書きました。
先日、参加したかったけど行けなかった同窓会があり、その話を親友から聞いていました。
懐かしさが蘇り、と同時にその当時の彼のことを思い出していました。
(さも、久々に思い出したように書いていますが、この彼のことはずっと私で未消化のまま残っていました。)
当時、私には同世代にはとても思えない、思慮深い、かつ明るく素敵な彼がいました。
友人や先生方からの人望も厚い、とてもエネルギッシュでユーモラスな彼でした。
皆に人気の彼ですから、私も当たり前に友人としてとても好意を持っていました。
そんな私達は、友情が尊敬に変わりいつしか恋愛に発展という、理想的な関係をスタートさせました。
お互いによく議論を交わし合い、とにかく毎日素直に思いの丈をぶつけ合い、さらに深くお互いを理解し合う。
それぞれの事を良きライバルとして、日々の学生生活でも高め合う、私達はそんな関係でした。
わずか20そこそこの私は、こんなにも素晴らいパートナーと、こんなに若くに出会ってしまったことを後悔すらしていました。
まだ私はこんなに若い。未熟者。
これからやりたいことも沢山あるのに、どうしてこんなにも、理想的な生涯のパートナーに、このタイミングで出会ってしまったんだろう。
適齢期にさえ出会えていれば、生涯のパートナーになったに違いない、と。
まるで、早すぎて後に来る別れを嘆いているような、そんな気持ちでした。
当時の私は、そんな素晴らしい彼との毎日に、いつの間にか、
彼への想いが強くなりすぎ、苦しくなる
自分が彼には不釣り合いだともがき苦しむ
彼に釣り合うための経験をもっと積みたい
といった、等身大の自分では、相手に不相応という思い込みに支配されるようになりました。
当時、お互いの環境が少し変化し、私は新しい環境に馴染むのに少し時間がかかっている時期でした。
今思えば、毎日一緒だった時のように、もう少し側に居て欲しかったのでしょう。
私は、そんな寂しい気持ちをバネに、
勉強は今まで以上に、さらに頑張る
彼と一緒にいない時間にも、アルバイトやジム通い、友人とのひとときなど楽しみをつくる
と、ここまでは良かったのですが、
さらには、
恋愛も(彼以外の人のことも、もっと知らなきゃ!と)さらに頑張る
という、間違ったアクセルを思いっきり踏み込んでしまいました。
自分の彼への想いが、彼の私には対する気持ちより大きすぎると勝手に思い込んでいました。
私には、この彼に愛される要素が足りない
もっと彼に認めてもらいたい
今思い返しても、当時の彼はとても優しく、私は本当に心から愛されていました。
私の中にある、癖。
まだまだ私は足りない、このままではいけない、認めてもらえない。
心の中で、まだまだ頑張らねば!の思い込みがあるからこそ、学生時代の勉強にも励むことができ、良い結果を残せました。
ただ、この思い込みの副産物として、私は最終的に最愛の彼を失うことになりました。
失う、正しくは、自ら彼を遠ざけてしまいました。
当時の私に、今の私が教てあげたいこと。
男女の関係が安定してくると、彼は以前のようにはマメに連絡をしてこないかもしれないね。
でもそれは、2人の関係がより深く、確かなものになったから。
あなたはあなたのままで、ちゃんと愛される。だから、安心してね。
もし寂しいときには、寂しい、と素直な気持ちを話してみたら?何も我慢する必要はないよ。
アクセルは、不安を加速させるのではなく、
高い目標に向かって、またはより楽しい方向に向けて踏み込もうね。
あなたがいつも幸せであれば、彼はそんなあなたをもっと、もっと幸せにしてあげたいと思います。
大切なものは、失ってから初めて気付くもの。目の前にある愛に、今しっかり気づいて!(先日のマドンナですね)
5年の月日を共に過ごした彼から最後にもらった手紙には、
お前がより幸せになるのなら、俺は喜んでその決断(別れ)を受け入れ、お前の幸せを願います。
といった内容で、締めくくられていました。
彼の愛を疑ったことはありませんでした。
ただ、彼へのあまりの大きな気持ちに押しつぶされそうになり、また、彼が素敵であればあるほど、なぜか私は周囲と自分を比べ、自分を卑下してしまうようになりました。
そして、自分を卑下した私は、別の形で、別の誰かに自分の存在を認めてもらおうと必死になり、ついには自分の幸せを自ら逃していったのです。
私を幸せにできるのは、他でもない私自身。
どんな私のことも、まずは、私が認めてあげること。
私は私のままで愛される。
そして、今の私から未来の私へのメッセージ。
あんなにまで、心の奥深い記憶に焼きつくほどの心豊かで幸せなパートナーシップを築けたあなたなら、
さらに、もっともっと、深い愛に満ちた豊かなパートナーシップを築けるということだね!!
おめでとう!!Congrats!!!
私は自分自身に、さらに幸せになることをようやく許可できたみたいです。
長い思い出話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
Have a lovely day