主治医が示してくれた術式は全部で3つでした
①Basicな腹腔鏡下胆嚢摘出術
お腹に4箇所穴を開けてお臍の穴から胆嚢摘出
② 単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術
お臍を縦に切開して、この1か所の傷から数本の手術器具をいれてお臍の穴から胆嚢摘出
③NOTES胆嚢摘出術
NOTESとは、Naturel Orifice Transluminal Endoscopic Surgeryの略で、日本語に直すと“自然開口部経管腔的内視鏡手術”。経腟アプローチを行うので女性限定であること、炎症性変化の少ない状態が適応となるなど、安全性を考慮した基準がある。
①が標準的な手術で術数も一番多い。
②は①の手術より+15分。穴が一つだけなので、傷をできるだけ目立たせたくない人にはおすすめ。
ただし胆嚢を取り出すお臍の穴の大きさは、
①も②もそんなにかわらないので、
痛みの度合いはほとんど変わらないと
説明を受けた。
③は一番痛みが少ない。
胆嚢を産道を通して膣から出すので、
私の通う病院では
術中に子宮筋腫などが見つかったら
①のアプローチに変えるとのこと。
今後妊娠を考えている場合には、
産道に傷をつけてしまう可能性を
否定できないのでやりません、
と言われた。
ちなみに時間は①より+30分と説明された。
私は3人子供がいて
もう4人目は考えていなかったことと、
とにかく術後なるべく早く回復し
家事育児をしなければならなかったので、
③のNOTES手術を選択した。
痛みが本当に少ないらしく、
退院後痛み止めを
一度も飲まない患者さんもいると聞き、
目の前がパァーッと明るくなった
痛みにめっぽう弱い私。
頑張れるかもしれない!!