シリンダーの無数のピンは、
星の砂。
藍色の夜の浜辺を、
はだしで歩くように。
どこまでも続く砂浜の
埋もれた星砂を踏むように。
シリンダーのピンを
弁がはじく。
* * *
髪を切ってパーマをかけました!(昨日)
そして、今、REUSE!(今日は母の日)
* * *
先日、モチベーションをあげるためのイラストを描いたら、ほめてもらえて嬉しくて、
(こんなことが前にもあった……)
と思い出し、過去のブログを見ると、やはり去年も5月ごろ、いきなりイラストを描いて、ほめてもらって「有頂天」になり、一気に数枚描いて「気がすんで」、ひっそり「終焉」を迎えていたことがわかって、本当に恥ずかしい。
(なぜ、持続しないのか?)
どうやら、絵を描きたくなるのは 「一過性の季節行事」 なのだ。
今年も、イラストシーズン到来。
髪型も変わったことだし、また描いた(笑)
どんどん顔が若くなっていくのは見逃してもらうとして、今は、こういう髪形になった浜田えみな。
髪は染めていないので、こんなに茶色くないけれど、何気なく髪をかきあげたら、信じられないくらいの白髪を発見して、大ショック(泣)。
こんなに白髪が増えているとわかっていたなら、覚悟を決めてカラーリングすればよかった……という思いをこめて、茶髪のイラスト。
そして、並べて描いたのは、シリンダーオルゴールのメカ部分だ。
独身のころに、アンティークオルゴールの音色に魅了された時があった。
演奏を聴かせてくれるところをハシゴしたり、自分でも(決死の覚悟で)スイスのREUGE社のシリンダーオルゴールを買ったりした。
(なぜ、今、再び!)
それは、タマラヒーリングでお世話になっている石橋智子さんのフェイスブックを見ていたら、そこに、いきなり、アメリカのポーター社のディスクオルゴールが写っていたからだ。
(オルゴール博物館でしかお目にかかれないような高価なものが、個人のお宅に!!!)
目を疑いそうだったけど、どう見てもディスクオルゴールだ。
ものすごくテンションがあがって、思わず、永らくクローゼットにしまいこまれていたシリンダーオルゴールを取り出し、マイブーム再来。
智子さんは「オルゴールセラピスト」という資格をお持ちで、サロンではオルゴールヒーリングをしていただけるようなのだ(!)
タマラのエネルギーを取り入れたフェイシャルのマッサージをしていただきつつ、オルゴールも聴かせていただけるなんて、なんという贅沢!
自律神経を整え、内面から、うるうると潤っていくわけだ。
ディスクも五十枚くらいあり、ほかのオルゴールも数台あると聞いて、ぜったい行こうと決めている。
それまで、マイREUGE(笑)
何年前に買ったのだろう? 二十年以上前だと思う。
当時は扱っているところも少なくて、購入したのは百貨店などのイベントだったかもしれない。
72弁のカノンが欲しくて出かけたのに、当時から人気のカノンは、すでに在庫がなく、入荷も未定と言われた。
その販売店の所在地は名古屋で、予約をしても実際に音を聴いて確かめることができないし、運搬時の振動などによる音の狂いなどもチェックしてもらえない宅配では、やはり購入する気になれなくて、買いそびれたまま、今に至る(泣)
* * *
久々にオルゴールを鳴らしてみて、ものすごく大きな音が響いてきたので、驚いた。
迫力がぜんぜん違う。
(やっぱり、すごいなー)
メカだけを鳴らしても、かすかな音しか響かない。
共鳴させることで増幅するから、共鳴体であるボックスの素材によって、音質が変わる。
私のは、一番リーズナブルな「くるみ」という木だけれど、さらに、オルゴールを共鳴箱の上に乗せて聴くことで余韻が長く残り、低音がよく響くなどのダイナミックな変化を味わうことができる。
ただし、好みがあるので、使用しない人もいるし、幾つも重ねて多重な共鳴を楽しむ人もいるらしい。
わたしは持っていないので、
(木なら、なんでもいいかも)
と思って、タンスの上に置いたり、机の上に置いたり、ダイニングテープルに置いてみたりして、音質の違いを楽しんでいた。
ふと、リクトが技術の時間に作った本立てが、袋に入れて持ち帰ったまま、部屋に転がしてあったのを思い出し、ダメもとで設置してみた。
(音量が倍増!)
もう、これは、マイオルゴール専用だ。
リクト、作ってくれてありがとう。
母の日のプレゼントに、ありがたくいただきます。
* * *
アンティークオルゴールの音色はさまざまで、オルゴール博物館に行くと、いろいろなものを聴かせてもらえる。
現在、販売しているシリンダーオルゴールも、スイスのREUSE社だけでなく、日本のSANKYOの技術も素晴らしいのだと思う。
どういう音質が好きかという、好みの問題だ。
そして、わたしはREUSE社の音が好きだ。
シリンダーの無数のピンは、砂粒にまぎれた星の砂のようだ。
海と空の境がわからないような藍色の夜の浜辺を、はだしで、歩いている。
どこまでも続く砂浜に埋もれた星の砂を踏むように、シリンダーのピンを弁がはじく。
そんな気持ちになるから。
シリンダーオルゴールとディスクオルゴールの音質も、ちがう。
本当に、人それぞれの好みだと思う。
そのときの自分の心理状態にもよるだろう。
ただ、CDの音源と本物のオルゴールが奏でる波動は別物だ。
机の上などに置いていると、耳からだけでなく、ふれている部分から多彩な響きが伝わってきて、その雄弁さに驚く。
だから、オルゴールヒーリングがあるのだろう。
受けたことがないので、とても楽しみだ。
(また、報告します!)
浜田えみな
石橋智子さんのサロン → ヒーリングサロン HARMONY
タマラ交流会は、5月19日です。→石橋智子さんのブログ 想いを伝える~タマラのある人生~

