ピアニストの瀬尾真喜子さんからhttps://ameblo.jp/maki-seo
能の本を教えて頂きました。
能が表現している「悟りの本質」が
書かれています。
観世寿夫 著 「世阿弥を読む」
能の「カマエとハコビ」が
そのまま悟りの状態へ変容するプロセスになっています。
一部引用
↓
演者はあの吹き抜けの舞台で、
一人の生身の肉体であることを超越して
そこにいたい。
空間というものが演者によって変貌していってほしい。
そのために演者の姿は
舞台に根が生えたような存在感を伴わねばならない。
ただ立っているだけで、
ひとつの宇宙を象りうる(かたどりうる)
存在感がいる。
舞台で立っているということは、
能の場合、前後左右から無限に引っ張られている、その均衡の中に立つということなのだ。
逆にいえば、前後左右に無限に力を発して立つことになる。
無限に空間を見、しかも掌握する。
それがカマエである。
演者は歩くことにおいても
歩くという行為を超越して歩く
これがハコビである。
引用終わり
リラックスの瞑想ではなく
解脱の冥想は、能の「カマエ」と同じです。
個人の名前がつけられた1人の人間から
個人の名前がつけられる前の
存在に戻る(カマエ)
そこから舞台へ歩き出す。(ハコビ)
この能の本を教えて下さったピアニストの瀬尾真喜子さんは
コンサートで演奏する時に
このカマエとハコビを表現しています。
お話をする時は普通ですが
演奏する時はガラっと空間が変容します。
そこから、宇宙を象りうる音が現れます。
来週6/5(月)にコンサートがありますので、
ぜひ、あなたの目で目撃して
全身全霊でその波動に没入して頂きたいです!
本当に、すごいです✨
変性意識が引き出されますから。
詳しくはこちら
↓
<CDアルバムリリース記念コンサート>
瀬尾真喜子トーク&ピアノコンサート
Magical Tone
演奏とお話:瀬尾真喜子
2023年6月5日[月]
18:30 開場19:00 開演
全席自由¥4,000
オンライン¥2,000 後日録画配信
CDアルバム「Magial Tone」¥3,500
会場:ルーテル市ヶ谷ホール
(各線市ヶ谷駅下車)
チケットお申し込み•お問い合わせ:pianinomaki@gmail.com