金曜日の地震、、、 | kokoroのブログ

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ゆっくりと流れる時間はいつも大好きな音楽♪と美味しい料理がなくっちゃね!

そんなステキな空間を創れたら…それが私の夢です☆

11日金曜日、午後2時半過ぎ。

丁度娘の友達が遊びに来ていてみんなで楽しくキッチンでおやつタイムだったのですが、突然少しずつ揺れ始めて、キッチンカウンターの上にぶら下げていたワイングラスたちがカチャカチャと音を鳴らして、、、
だんだんその音が激しくなり仕舞いには床に落ちて割れてしまいました!

これは冗談ではない!とうとう来たのかと思いました。
慌てて私も子どもたちにテーブルの下に入るように指示して私も同じ所に避難しました。
今回のは縦揺れと言うよりは横揺れで大きく家全体が横に揺さぶられるような感じで、本当に怖かった。下の息子はまだ中学校だし、あの老朽化した校舎はどうなっているだろうか!主人は今どこにいるのだろうか、、、などと頭の中がグルグルしてでも意外に冷静だった。

実際に震源地がどこなのかも知る由もなく、ただ揺れるのが収まるのを待ちました。
とりあえずここにいれば大丈夫だと娘たちには言い続けて、その後どうしようかって考えてました。
携帯を取り出し、主人に電話、そして義理の母、友人にメール。でもメールも電話も繋がりません。
時間をおいてメールが繋がり、多くの人の安否を確認する事が出来ました。
主人も無事に電車が動いている間に自宅に戻ることも出来ました。

息子も電車が不通だったので学校から50分かけて自宅に歩いて戻りました。その間、動かない信号で警察官の方が誘導している姿やら、コンビニに並ぶ人々の姿、電灯が消えもぬけの殻のお店など、初めて見る光景にびっくりだったと話してくれました。そうだよな~この子たちにとって初めての大きな地震だったと思います。

幸いにも我が家の場合は、家族全員、両親、姉妹、親戚と全員無事で本当に安心しました。
逗子は海に面しているので、津波が一番の心配事。行政の緊急災害放送がひっきりなしに流されていました。ゆっくり過ぎて、音がハウリングしてまったく何を言っているのか聞き取れない!!
でも幸いにも津波の高さは50㎝ということで、事実まったく波は立たなかったのです!よかった。

でも電気もガスも通じない、パソコンもテレビも付かない、そんな不自由で不安な一夜が明けて、電気も戻って、ガスもつき、食事の用意もお風呂にも入れて本当に有り難かった。
テレビで見る被災地の状況に目を疑う。とても現実とは思えない惨状にこの身が震えました。でもこれは夢ではなく現実なんだなと、何が出来るかなと、とりあえず自分の家族を守らなくては、といろんなことを考えました。
今度、いつか本震が関東地方に来たら何をどうしようか、何処に逃げようか、連絡はどうやってとれば良いのかとか。怖いけれど避けてはいけない現実を子どもたちにもしっかりと教えておかなくては。

11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」と12日明け方におきた「長野県北部を震源とする地震」この日の事は忘れないでしょうね。もの心がつく前に体験した「新潟地震」の遠い記憶が甦りました。
地震、津波の被害に合われた方々、心より謹んでお悔やみを申し上げます。これ以上被害が大きくならない様、ただただ祈るばかりです。

まだ心の平静を取り戻せない自分ですが、取り急ぎ、心からお見舞い申し上げます。

$kokoroのブログ-夕陽…逗子にて
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